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長期的評価と98%値評価の違い

最終更新日 2019年3月12日

環境基準が設定されている大気汚染物質について、ある地点における測定結果が環境基準に適合したかどうかを判定するときは、4月から翌年3月までの1年分の測定値を用いて、「環境基準の評価」を行います。
このとき、二酸化硫黄(SO2)、浮遊粒子状物質(SPM)及び一酸化炭素(CO)の3物質については、「長期的評価」の手法を用います。
一方、二酸化窒素(NO2)については、「98%値評価」の手法を用います。
なお、2009年度に新たに環境基準が設定された微小粒子状物質(PM2.5)については、二酸化窒素と同様な98%値による評価に加え、年平均値が年平均値の環境基準値以下である場合に、環境基準に適合したと評価されるので、注意が必要です。

この両者は、1年分の日平均値を用いて環境基準の評価を行うという基本的な考え方では似ていますが、評価手法としては大きく異なる部分があるため、両者を明確に区別する必要があります。

両者とも、1年間で得られたすべての日平均値から累積頻度分布を作成し、累積頻度分布上の第98%目の測定値である98%タイル値「(長期的評価では2%除外値、98%値評価では98%値)が日平均値の環境基準値以下であること」が環境基準の適合条件となっており、この点では両者に基本的な差はありません。
ただし、長期的評価では、この条件に加えて、「日平均値が2日以上連続して環境基準値を超えないこと」が環境基準に適合するための必須条件となっており、この条件がない98%値評価とは明確に異なっています。
次表に示すように、長期的評価と98%値評価とでは、データ処理の方法が異なるため、同じデータに適用しても両者で結果が異なる場合があります。

長期的評価と98%値評価の違い
 長期的評価98%値評価
対象とする汚染物質二酸化硫黄(SO2)、
浮遊粒子状物質(SPM)、
一酸化炭素(CO)
二酸化窒素(NO2)、
微小粒子状物質(PM2.5)
評価対象とする日平均値の年間統計値2%除外値98%値
1年分の日平均値の配列のソート方法降順ソート(最高値 → 最低値)昇順ソート(最低値 → 最高値)
2日連続超過の場合を不適合とする規定ありなし
評価から除外する日数が7日となるための有効測定日数325日以上326日以上
ソート後に同一の日平均値が連続した場合の同一値の並べ方(日付の順序)日付の古いものを前に、日付の新しいものを後に並べる考慮しない
その他必要となるデータ前年度の3月31日の日平均値なし

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