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硫化水素(H2S)

最終更新日 2018年8月20日

1 硫化水素とは...

「硫化水素」(H2S)は、2個の水素原子(H)と1個の硫黄原子(S)からなる気体で、硫黄化合物の中で最も簡単な物質です。

2 性質

空気より重く無色の水溶性の有毒な気体で、腐敗した卵に似た特徴的な強い刺激臭があり、目、皮膚、粘膜を刺激します。
このため、「不快なにおいの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質」として、悪臭防止法施行令 第1条で「特定悪臭物質」に指定されていますが、環境基準は設定されていません。
人が硫化水素の臭いを感じる濃度の下限値(閾値)は、0.0005 ~ 0.025ppm 程度で、0.06ppm 程度で明瞭に感じるといわれています。

3 発生源

硫化水素の発生源は、自然界では、火山あるいは温泉地帯において、地下のマグマにとけ込んでいるものが分離して、噴気孔から大気中に放出されています。
硫化水素は、多くの金属と反応して黒く変色させてしまう性質があるので、硫化水素を含む温泉(硫化水素泉)の入浴に際しては、時計やネックレスなどの金属製アクセサリーには注意が必要です。
人工的な発生源としては、し尿や汚水を貯蔵するタンクや管路などがあり、汚水管などの中で汚水などが長時間滞留すると、空気が供給されないため、汚水が嫌気性細菌によって還元されて硫化物が生成し、これが空気に触れて硫化水素が発生します。

4 用途

有機合成における還元剤、金属精錬、農薬、医薬品などの原料として用いられています。

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メールアドレス:ks-kankyokanri@city.yokohama.jp

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