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最終更新日 2018年8月21日
「メタン」(CH4)は、1個の炭素原子(C)と4個の水素原子(H)からなり、無色無臭で空気より軽く、非常に引火性の強い気体で、炭素と水素からなる各種の炭化水素(HC)のうちでは、最も分子量の小さいものです。
メタンは、自然界では、湿原や湖沼などにたまった植物などの有機物が水中で腐敗・発酵して発生します。
人工的な発生源としては、天然ガスの採掘、家畜や水田など農業に起因するもの、あるいは埋立地における腐敗・発酵などがあります。
メタンの用途は、都市ガスに用いられている液化天然ガス(LNG)の主成分であるほか、水素やメタノールなどの製造原料となっています。
メタンは、自然界に由来する炭化水素の大半を占めるほど量的には多いものの、光化学反応性はほとんど無視できるため、「光化学オキシダント」(OX)を生成させる原因物質としての炭化水素を問題にする場合は、各種の炭化水素の中から、メタンを除いて、「非メタン炭化水素」(NMHC)として評価する必要があります。
メタン自体は通常は、人体に有害ではないので環境基準はありませんが、その地球温暖化係数(WGP)は、二酸化炭素(CO2)の21倍もあるため、「地球温暖化防止に関する京都議定書」(COP3)において、6種類の温室効果ガスの一つとして排出量抑制の対象となりました。
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