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アクリロニトリル(C2H3CN)

最終更新日 2018年8月20日

「アクリロニトリル」(CH2=CHCN)は、「シアン化ビニル」、「シアノエチレン」などとも呼ばれ、エチレン(CH2=CH2)を構成する水素原子(H)のうちの1個をシアン基(CN)で置換した有機化合物の一種で、引火性が強く、甘い臭気のある無色の液体ですが、変質しやすく、光に当たると徐々に薄黄色に着色します。

その主な用途は、アクリル系繊維、ABS樹脂、アクリル塗料、合成ゴム、接着剤などの原料です。

アクリロニトリルは、皮膚や目を刺激し、「有害大気汚染物質」に該当する可能性のある248物質の一つに選定されています。
そして、248物質の中でも健康リスクがある程度高いと考えられる23の「優先取組物質」の一つに指定されています。
環境基準は設定されていませんが、中央環境審議会答申により指針値(2μg/m3 以下)が設定されました。

作業環境については、労働安全衛生法施行令により、特定化学物質(第二類物質)に指定されています。

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