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溶存酸素量(DO)

最終更新日 2018年8月20日

「溶存酸素量」(DO = Dissolved Oxygen )とは、大気中から水に溶け込んでいる酸素(O2) の量のことです。

水中の生物も人間と同じように酸素を必要としているので、DOが減少すると、水中の好気性微生物の活動が鈍って腐敗臭がするなど河川や海域の自然浄化作用が働かなくなります。また魚介類などの水棲生物が窒息死することもあります。
一般に河川などで悪臭が発生しないためには、DOが 2mg/l 以上、また、魚介類が生存するためには 3mg/l 以上が必要といわれています。

飽和溶存酸素量と水温の関係

DOは、気圧、水温、水中の塩分などの影響を受けてその値が変化します。
右のグラフに示すように、水温が高くなるほど酸素が水に溶け込みにくくなります。20℃、1気圧の水には 8.84mg/l の酸素が溶解します。
また、水質汚濁の程度によっても変化し、水中の有機物の量が多い場合は、有機物が分解する際に消費される酸素量が大きくなるので、DOの値は小さくなります。
一方、きれいな水では、水中の酸素を消費する汚濁物質が少ないので、DOの値は大きくなります。
このように、DOはBODなど他の汚濁物質の指標とは異なり、数値が大きいほど良好な水質となります。


DOは、「生活環境項目」の一つとして、水域ごとにその類型に対応した環境基準が設定されています。

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