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生物化学的酸素要求量(BOD)

最終更新日 2019年3月12日

1 生物化学的酸素要求量(BOD)とは...

「生物化学的酸素要求量」(BOD = Biochemical Oxygen Demand )は、川などから採水した水を密閉したガラス瓶に入れ、20℃で5日間暗所で培養したときに、水中の有機物が好気性微生物により分解される過程で消費される水中の酸素量(溶存酸素量)のことで、河川における有機物による水質汚濁の指標となっています。
採水当日の酸素量と5日後の酸素量の差が、微生物に消費された酸素量となります。

2 BODの意味

川の中の微生物(細菌)が水中に存在する汚濁物質(有機物)を分解するときには、人が呼吸をするように酸素を使います。
有機物による水質汚濁が進んでいる場合は、水中に存在する有機物の量が多いので、微生物の数が増えて、微生物が有機物を分解するときに消費する酸素量も多くなります。
一方、川がきれいな場合は、有機物の量が少ないので、微生物が消費する酸素量も少なくなります。
そこで、この水中の有機物の量と微生物と酸素量の関係に着目して、水中の微生物が有機物を分解するときに消費する酸素量をもって、水中に存在する水質汚濁物質の量の指標としたものが、BODです。

一般に、BODの数値が大きい場合は、微生物が酸素をたくさん消費して有機物を分解している状態、即ち、水中に存在する有機物の量が多いことを意味し、有機物による水質汚濁の程度が大きいことになります。
一方、清流などの場合は、水中の有機物の量が少ないため、BODの値は小さくなります。

3 環境基準

BODは、「生活環境項目」の一つとして、河川について、水域ごとにその類型に対応した環境基準が設定されています。
一方、海域や湖沼については、BODの環境基準は設定されておらず、その代わり化学的酸素要求量(COD)の環境基準が設定されています。

環境基準
水域
類型
BODの
環境基準
横浜市の測定地点
AA1 mg/l 以下なし
2 mg/l 以下なし
3 mg/l 以下入江橋(入江川)、水道橋(帷子川)、清水橋(大岡川)、瀬戸橋(宮川)、平潟橋(侍従川)
5 mg/l 以下なし
8 mg/l 以下千代橋(鶴見川)、都橋(恩田川)、高鎌橋(境川)、吉倉橋(柏尾川)、鷹匠橋(柏尾川)、いたち川橋(いたち川)
10 mg/l 以下なし

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