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等価騒音レベル(LAeq)

最終更新日 2019年8月22日

1 等価騒音レベル(LAeq)とは...

「等価騒音レベル」( Equivalent continuous A-weighted sound pressure Level ) とは、騒音レベルが時間とともに不規則かつ大幅に変化している場合(非定常音、変動騒音)に、ある時間内で変動する騒音レベルのエネルギーに着目して時間平均値を算出したものです。

等価騒音レベルは、自動車からの騒音のように時間的に大きく変動する騒音レベルを評価するために考案されました。
下の図1に示すように、ある測定時間内で時間とともに騒音レベルが大きく変動する多数の測定値が得られたときに、図2のように時間変動のない一定の騒音レベル(定常音)で代表させたらどの程度の数値になるかを考え、測定時間内での騒音のエネルギーが両者で等しく(等価)なるようにした場合の定常音の騒音レベルが、等価騒音レベルです。
言い換えると、測定時間内における騒音エネルギーによる総曝露量を時間平均した物理量であるため、異なる音源からの騒音の合成などの計算に便利です。
また、変動騒音に対する人間の生理・心理的反応とも比較的よく対応することから、環境騒音を評価するための評価量として多くの国で採用されています。

等価騒音レベルの考え方を図示

2 等価騒音レベルの定義

等価騒音レベルは、測定時間(T)内における変動騒音の平均2乗音圧に等しい平均2乗音圧を与える連続定常音の騒音レベルとして定義されます。
等価騒音レベルは、下の定義式に示すとおり測定時間(T)の関数となっているので、等価騒音レベルを表す量記号としては、厳密には、測定時間(T)をつけて、LAeq,T と表示しますが、特に混同のおそれがない場合は、LAeq あるいは単には Leq を用います。

等価騒音レベルは次式で定義されます。 (JIS Z8731-1983)
等価騒音レベルの定義式
LAeq : 等価騒音レベル
時刻 t1 から時刻 t2 までの時間 T(秒)にわたって、変動する騒音の全てのエネルギーと等しい(等価な)エネルギーをもつ定常音の騒音レベル
T : 測定時間(t1~t2)
PA(t) : A特性音圧
P0 : 基準音圧(20μPa)

3 等価騒音レベルの算出方法

実際の測定値から等価騒音レベルを算出する際には、次式が用いられます。


等価騒音レベル



LAeq : 等価騒音レベル
Li : 一定間隔で測定した第 i 番目の騒音レベルのサンプル値(dB)
N : 時間Tにおけるサンプル値の総数

4 環境基準

道路交通騒音の測定結果を評価するにあたっては、従来はある測定期間で得られた多数の測定値の「中央値」(統計的な指標)である L50 が用いられてきましたが、2000年度からは、環境基準(環境基本法)及び自動車騒音の限度(騒音規制法)ともに、沿道の住民がどの程度の騒音レベルにどれ位の時間曝露されていたのかをエネルギー的に評価できる等価騒音レベル(物理的な指標)を用いることとなりました。

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