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最終更新日 2019年3月12日
このページでは、環境基本法に基づき、河川、海域及び地下水の水質汚濁に関する環境基準を定めた環境庁告示について述べています。
平成11年2月22日 環境庁告示第14号
改正 平成23年10月27日 環境省告示第94号
項目 | 基準値 | 測定方法 | |
---|---|---|---|
1 | カドミウム | 0.003mg/l 以下 | 日本工業規格K0102(以下「規格」という。)55.2、55.3又は55.4に定める方法(準備操作は規格55に定める方法によるほか、付表8に掲げる方法によることができる。) |
2 | 全シアン | 検出されないこと | 規格K0102の38.1.2及び38.2に定める方法又は規格K0102の38.1.2及び38.3に定める方法 |
3 | 鉛 | 0.01mg/l 以下 | 規格K0102の54に定める方法 |
4 | 六価クロム | 0.05mg/l 以下 | 規格K0102の65.2に定める方法 |
5 | 砒素 | 0.01mg/l 以下 | 規格K0102の61.2又は61.3に定める方法 |
6 | 総水銀 | 0.0005mg/l 以下 | 昭和46年12月環境庁告示第59号(水質汚濁に係る環境基準について)( 以下「公共用水域告示」という。)付表1に掲げる方法 |
7 | アルキル水銀 | 検出されないこと | 公共用水域告示付表2に掲げる方法 |
8 | PCB | 検出されないこと | 公共用水域告示付表3に掲げる方法 |
9 | ジクロロメタン | 0.02mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2又は5.3.2に定める方法 |
10 | 四塩化炭素 | 0.002mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法 |
11 | 1,2-ジクロロエタン | 0.004mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2、5.3.1又は5.3.2に定める方法 |
12 | 1,1-ジクロロエチレン | 0.1mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2又は5.3.2に定める方法 |
13 | シス-1,2-ジクロロエチレン | 0.04mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2又は5.3.2に定める方法 |
14 | 1,1,1,-トリクロロエタン | 1mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法 |
15 | 1,1,2,-トリクロロエタン | 0.006mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法 |
16 | トリクロロエチレン | 0.03mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法 |
17 | テトラクロロエチレン | 0.01mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は5.5に定める方法 |
18 | 1,3-ジクロロプロペン | 0.002mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2又は5.3.1に定める方法 |
19 | チウラム | 0.006mg/l 以下 | 公共用水域告示付表4に掲げる方法 |
20 | シマジン | 0.003mg/l 以下 | 公共用水域告示付表5の第1又は第2に掲げる方法 |
21 | チオベンカルブ | 0.02mg/l 以下 | 公共用水域告示付表5の第1又は第2に掲げる方法 |
22 | ベンゼン | 0.01mg/l 以下 | 規格K0125の5.1、5.2又は5.3.2に定める方法 |
23 | セレン | 0.01mg/l 以下 | 規格K0102の67.2又は67.3に定める方法 |
24 | 硝酸性窒素及び 亜硝酸性窒素 | 10mg/l 以下 | 硝酸性窒素にあっては、規格K0102の43.2.1、43.2.3又は43.2.5に定める方法、亜硝酸性窒素にあっては、規格K0102の43.1に定める方法 |
25 | ふっ素 | 0.8mg/l 以下 | 規格K0102の34.1に定める方法又は公共用水域告示付表6に掲げる方法 |
26 | ほう素 | 1mg/l 以下 | 規格K0102の47.1若しくは47.3に定める方法又は公共用水域告示付表7に掲げる方法 |
27 | 1,4-ジオキサン | 0.05mg/l 以下 | 告示付表7に掲げる方法 |
※ 平成11年2月の改訂で、No.24~26の3項目が追加されました。
※ 平成21年2月の改訂で、No.27が追加されました。
1 基準値は年間平均値とする。
ただし、全シアンに係る基準値については、最高値とする。
2 「検出されないこと」とは、測定方法の欄に掲げる方法により測定した場合において、その結果が当該方法の定量限界を下回ることをいう。
3 海域については、「ふっ素」及び「ほう素」の基準値は適用しない。
4 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度は、規格K0102の43.2.1、43.2.3又は43.2.5により測定された硝酸性イオンの濃度に換算係数 0.2259 を乗じたものと、規格K0102の43.1により測定された亜硝酸性イオンの濃度に換算係数 0.3045 を乗じたものの和とする。
項目 | 指針値 | |
---|---|---|
1 | クロロホルム | 0.06mg/l 以下 |
2 | トランス-1,2-ジクロロエチレン | 0.04mg/l 以下 |
3 | 1,2-ジクロロプロペン | 0.06mg/l 以下 |
4 | p-ジクロロベンゼン | 0.3mg/l 以下 |
5 | イソキサチオン | 0.008mg/l 以下 |
6 | ダイアジノン | 0.005mg/l 以下 |
7 | フェニトロチオン(MEP) | 0.003mg/l 以下 |
8 | イソプロチオラン | 0.04mg/l 以下 |
9 | オキシン銅(有機銅) | 0.04mg/l 以下 |
10 | クロロタロニル(TPN) | 0.05mg/l 以下 |
11 | プロピザミド | 0.008mg/l 以下 |
12 | EPN | 0.006mg/l 以下 |
13 | ジクロルボス(DDVP) | 0.008mg/l 以下 |
14 | フェノブカルブ(BPMC) | 0.03mg/l 以下 |
15 | イプロベンホス(IBP) | 0.008mg/l 以下 |
16 | クロルニトロフェン(CNP) | - |
17 | トルエン | 0.6mg/l 以下 |
18 | キシレン | 0.4mg/l 以下 |
19 | フタル酸ジエチルヘキシル | 0.06mg/l 以下 |
20 | ニッケル | - |
21 | モリブデン | 0.07mg/l 以下 |
22 | アンチモン | - |
項 目 類型 | 利用目的の適応性 | 基準値 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
水素イオン 濃度 (pH) | 生物化学的 酸素要求量 (BOD) | 浮遊物質量 (SS) | 溶存酸素量 (DO) | 大腸菌群数 | ||
AA | 水道1級 自然環境保全 及びA以下の欄 に掲げるもの | 6.5 以上 8.5 以下 | 1mg/l 以下 | 25mg/l 以下 | 7.5mg/l 以上 | 50MPN/ 100ml 以下 |
A | 水道2級 水産1級 水浴 及びB以下の欄 に掲げるもの | 6.5 以上 8.5 以下 | 2mg/l 以下 | 25mg/l 以下 | 7.5mg/l 以上 | 1,000MPN/ 100ml 以下 |
B | 水道3級 水産2級 及びC以下の欄 に掲げるもの | 6.5 以上 8.5 以下 | 3mg/l 以下 | 25mg/l 以下 | 5mg/l 以上 | 5,000MPN/ 100ml 以下 |
C | 水産3級 工業用水1級 及びD以下の欄 に掲げるもの | 6.5 以上 8.5 以下 | 5mg/l 以下 | 50mg/l 以下 | 5mg/l 以上 | - |
D | 工業用水2級 農業用水 及びEの欄に掲 げるもの | 6.0 以上 8.5 以下 | 8mg/l 以下 | 100mg/l 以下 | 2mg/l 以上 | - |
E | 工業用水3級 環境保全 | 6.0 以上 8.5 以下 | 10mg/l 以下 | ごみ等の浮遊が 認められないこと。 | 2mg/l 以上 | - |
水道3級 : 前処理等を伴う高度の浄水操作を行うもの。
水産2級 : サケ科魚類及びアユ等貧腐水性水域の水産生物用及び水産3級の水産生物用。
水産3級 : コイ、フナ等、β-中腐水性水域の水産生物用。
工業用水1級 : 沈殿等による通常の浄水操作を行うもの。
工業用水2級 : 薬品注入等による高度の浄水操作を行うもの。
工業用水3級 : 特殊の浄水操作を行うもの。
環境保全 : 国民の日常生活(沿岸の遊歩道を含む。)において不快感を感じない限度。
類型 | 利用目的の適応性 | 基準値 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
水素イオン 濃度指数 (pH) | 化学的 酸素要求量 (COD) | 溶存酸素量 (DO) | 大腸菌 群数 | n-ヘキサン 抽出物質 (油分等) | ||
A | 水産1級 水浴 自然環境保全 及びB以下の欄 に掲げるもの | 7.8 以上 8.3 以下 | 2mg/l以下 | 7.5mg/l 以上 | 1,000MPN/ 100ml 以下 | 検出されないこと |
B | 水産 2級 工業用水 及びCの欄 に掲げるもの | 7.8 以上 8.3 以下 | 3mg/l 以下 | 5mg/l 以上 | - | 検出されないこと |
C | 環境保全 | 7.0 以上 8.3 以下 | 8mg/l 以下 | 2mg/l 以上 | - | - |
類型 | 利用目的の適応性 | 基準値 | |
---|---|---|---|
全窒素 | 全燐 | ||
I | 自然環境保全 及び II 以下の欄に掲げるもの (水産2種及び3種を除く。) | 0.2mg/l以下 | 0.02mg/l以下 |
II | 水産1種 水浴 及び III 以下の欄に掲げるもの (水産2種及び3種を除く。) | 0.3mg/l 以下 | 0.03mg/l 以下 |
III | 水産2種、及びIVの欄に掲げるもの (水産3種を除く) | 0.6mg/l 以下 | 0.05mg/l 以下 |
IV | 水産3種、工業用水、 生物生息環境保全 | 1mg/l 以下 | 0.09mg/l 以下 |
(注) 1 水産2種 : 一部の底生魚介類を除き、魚類を中心とした水産生物が多獲される。
水産3種 : 汚濁に強い特定の水産生物が主に漁獲される。
2 生物生息環境保全 : 年間を通して底生生物が生息できる限度。
公共用水域が該当する全窒素、全燐に係る水質環境基準の水域類型の指定(抜粋)
平成14年3月15日 環境省告示第19号
水域名 | 該当 類型 | 達成期間 | 暫定目標 | |
---|---|---|---|---|
平成11年度 | 平成16年度 | |||
東京湾(ロ) | IV | 段階的に暫定目標を達成しつつ、 環境基準の可及的速やかな達成に努める。 | 全窒素 1.4mg/l 全燐 0.095mg/l | 全窒素 1.2mg/l 全燐 設定せず |
東京湾(ニ) | III | 段階的に暫定目標を達成しつつ、 環境基準の可及的速やかな達成に努める。 | 全窒素 0.97mg/l 全燐 0.067mg/l | 全窒素 0.83mg/l 全燐 0.065mg/l |
(注) 該当類型については、次の図に示される海域の全窒素及び全燐に係る環境基準の類型に対応しています。
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