「アルゼンチンアリ」について
特定外来生物「アルゼンチンアリ」は、南米原産のアリで、物資の移動に伴い、世界各地や国内での侵入例があります。
最終更新日 2020年3月30日
「アルゼンチンアリ」の基本情報
【画像】環境省ホームページ「日本の外来種対策」より
特徴
- 体長は細長く、体色は、薄い黒褐色や茶褐色。働きアリの体長は2.5から3.0ミリメートル。
- ヒアリと異なり無毒で、人を刺したりしない。
- 繁殖力が強く、日本の在来のアリを駆逐するなど生態系への被害を与える。家屋に侵入し食べ物に群がるなど、不快感をもたらすほか、農作物被害を与える。
- 外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されており輸入・飼養・運搬等が禁止されている。
- 南米原産で、世界各地に侵入。日本では、平成5年、広島県にて初確認。横浜市沿岸部でも確認例あり。
生態
- 比較的、地面の表面に近いところに営巣し、コンクリートの割れ目や植木鉢の下などの隙間も巣として利用する。
- 日本在来のアリに比べ、素早く動き回る。