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天神橋架替事業
最終更新日 2018年4月5日
新橋は、平成30年3月12日に開通しました。御協力いただきましてありがとうございました。
事業概要
天神橋は、関東大震災の復興事業として昭和2年(1927)に完成した二級河川堀割川に架かる橋梁です。
築造後約90年が経過し、床版下面の断面欠損やそれに伴う鉄筋の露出・腐食、橋桁の腐食や歪み等の老朽化が進行しており、これに加えて幅員も5.5mと狭く歩車道の区分がなかったことから、平成21年度より架替事業を進めてまいりました。
新しい橋は、車道を拡幅して両側に歩道を設けることで、地域の交通利便性の向上と歩行者の安全が確保されます。
また、天神橋バス停留所として使用されていた天神橋上流の張出歩道も、本橋と同様に老朽化が進行していたことから、天神橋の架替工事内で撤去し、新たに天神橋下流側にバス停留所を設置しました。
事業区間
横浜市磯子区丸山一丁目2番地先から上町11番地先まで
事業年度
平成21年度から平成29年度まで
計画概要
・旧橋
橋長:27.2m
全幅員:5.5m(車道5.5m)
・新橋
橋長:30.0m
全幅員:16.6m(車道7.0m、歩道4.0m×2)
施工状況紹介
1.仮設構台の設置
下流側バス停留所の築造や新しい橋の築造に必要な作業スペースを確保するため、堀割川の上に仮設構台を台船で設置します。
台船による仮設構台設置
2.バス停留所の築造
天神橋の下流側にバス停留所を築造します。また、旧橋の撤去作業からは旧橋が通行止めになるため、仮設の歩道を設置します。
バス停留所状況
3.旧橋撤去
旧橋の上部工(橋桁・床版)と下部工(橋脚・橋台の一部)を撤去します。
床版撤去状況
4.下部工の築造
新しい下部工を築造します。
A1橋台築造完了
5.上部工製作・架設
上部工の製作・架設を行います。架設は220t吊クレーンによる吊架設で施工しました。
クレーン架設状況
6.張出歩道の撤去
天神橋上流の張出歩道を作業構台と台船の両方から撤去します。
台船による張出歩道撤去状況
7.取付道路工ほか
天神橋に取り付く国道・市道の舗装を行います。また、仮設構台を撤去し、護岸を復旧します。
国道夜間舗装状況
8.完成
最後に橋面に防水工、舗装を施工して新しい天神橋の完成です。
灯具と高欄
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