令和元年度瀬谷図書館の目標振り返り

（１）区と連携して子ども向けと大人向けの読書フェスタを１回ずつ開催します。
（２）読書活動を行うボランティアと連携して様々な読書イベントを開催します。

（１）区と連携して8月2日に子ども向け、10月27日には大人向けの読書フェスタを１回ずつ開催しました。いずれも瀬谷区公会堂を会場に、400名以上の区民が参加しました。子ども向けには、フルマスクの劇やアフリカ太鼓の演奏など、大人向けには、ピアノの伴奏付きで朗読を行い、大変好評でした。
（２）毎月1回行う「休日おはなし会」や、同2回行う乳幼児向けの「ひよこのおはなし会」のほか、8月には多数のボランティア団体が出演する「おはなしフェスティバル」を開催しました。

（１）乳幼児向けおはなし会を毎月開催します。
（２）区内の施設等に出張しておはなし会を開催します。

（１）概ね毎月2回の「ひよこのおはなし会」を計画的に開催しました(再掲)。
（２）区庁舎や地区センターなどに出張しておはなし会を開催しました。

（１）学校を訪問しておはなし会や本の紹介を行います。
（２）本のセットを小学校の図書館に巡回させて、児童の読書意欲を促進します。

（１）学校を訪問しての本の紹介(ブックトーク)を９回行いました。
（２）区内の小学校４校に本のセットと読後の児童が書いた推薦文などを巡回させました。

おはなし会等の活動を行っているボランティアを対象にした講習会を開催します。

読み聞かせボランティアを始めて間もない方を対象に、「まずはここから読み聞かせのコツのコツ」講座を今年も開催しました。さらに、新たな取り組みとして、近年出版された絵本を紹介する講座を読み聞かせボランティア向けに3月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために中止としました。次年度に改めて開催する予定です。

（１）郷土資料としての地図や航空写真を充実させます。
（２）読みやすいように工夫して作られたLLブックを導入します。

（１）新たに地形図８枚と航空写真４枚を購入し、10月には他の資料と合わせて展示も行いました。
（２）ＬＬブックを一般書13冊と児童書12冊購入しました。さらに、やさしい日本語の本とやさしい日本語を学ぶための本も購入しました。また、１月からＬＬブックコーナーを新たに設置しました。

ボランティアの方々と連携して書架整理に努めます。

年度当初に８名の書架整理ボランティアの登録をいただきました。さらに、1月からはボランティア登録を常時受け付けとしました。その結果、新たに3名の方から登録いただきました。今後も常時受け付けを継続します。

様々なテーマを設けて関係資料を展示し、読書への興味を拡げます。

学童疎開や郷土資料、芸術の秋などをテーマとした資料展示を行いました。また、小学校で作成した本の紹介文の展示を行うなど小中学校との連携も図りました。今後も魅力ある展示に心掛けます。

充実させた区内の地形図や航空写真の展示会や説明会を開催します。

区制50周年記念事業として、郷土史研究グループに協力いただき、地形図、航空写真を活用しての資料展示を10月に行いました。併せて同グループによる講演会「地図で読み解く瀬谷の移り変わり」も開催し、定員を上回り大変好評でした。

図書館関係の研修に職員は積極的に参加します。

できるだけ参加するように努めましたが、業務の都合で参加できない研修が多くなってしまいました。次年度は、研修計画をよく把握して業務を調整しながら参加するよう努めます。

図書館への意見を随時受付け、公表可能なものは回答書を年3回以上掲出します。

随時意見を聴取するために意見箱の設置を継続し、概ね３か月おきに投かんされた意見と回答を記載した文書を延べ４回掲出しました。

（１）館内を随時巡回して確認した施設の不備改善に努めます。
（２）人気のある動植物の展示を継続します。

（１）館内を随時巡回して確認した施設の不備は、短時間での改善に努めました。今後も継続して実施します。
（２）来館者に人気のある動植物の展示を継続して実施しました。

当館では、読み聞かせ等のボランティアの方々に積極的に関わっていただき、様々な企画が実施できています。また、書架の整理もボランティアの方々のご努力により、本などの資料が見やすく整えられて探しやすい状態が保たれています。さらに、瀬谷区の読書活動推進目標に沿った取組みも、区職員と図書館司書との具体的で良好な連携により年々活発に取り組めるようになりました。次年度もこの勢いを絶やすことなく積極的な事業を推進してまいりますので、引き続きご期待ください。