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BCG予防接種について

最終更新日 2023年4月1日

結核とは

結核菌の感染で起こります。わが国では、まだ約1万8000人前後の患者が毎年発生しているため、大人から子どもへ感染することも少なくありません。また、結核に対する抵抗力(免疫)は、お母さんからもらうことができないので、生まれたばかりの赤ちゃんも結核にかかる心配があります。もし、結核に感染すると、結核性髄膜炎などになることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。
生後5か月に達したら、なるべく早くBCG接種を受けましょう。
周りに結核患者がいて感染が疑われる場合は、接種を受ける前にお住まいの区の区役所健康づくり係にご相談ください。

予防接種の方法

BCGの接種方法は管針法といって、スタンプ方式で上腕の2か所に押し付けて接種します。
接種部位は日陰で10分程度乾かします。

【標準のスケジュール】
生後5か月から8か月未満の間に1回

【無料で受けられる年齢】
生後0か月以上1歳未満(1歳の誕生日の前日まで)

ワクチンの副反応

接種後10日ごろに接種部位に赤いポツポツができ、一部に小さい膿ができることがあります。この反応は接種後4週間ごろに最も強くなりますが、その後、かさぶたができて、接種後3か月頃までには、接種のあとが残るだけになります。これは異常反応ではなく、BCG接種により抵抗力(免疫)がついた証拠です。
自然に治るので包帯をしたり、バンソウコウを貼ったりせず、そのまま清潔に保ってください。
ただし、3か月以上経過しても接種のあとがジクジクしているようなときは医師にご相談ください。
また、接種した側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがあります。通常はそのまま様子を見ていれば治りますが、大きく腫れたり、化膿して自然に破れて膿が出る場合、接種部位がただれたりした場合は、接種した医療機関にご連絡ください。
また、まれではありますが、重大な副反応として、ショック、アナフィラキシー、全身播種性BCG感染症、骨炎・骨髄炎・骨膜炎、皮膚結節様病変があげられます。

コッホ現象について

お子さんが接種前に結核菌に感染している場合にBCGを接種すると、接種後10日以内に接種局所の発赤、腫れ及び化膿などをきたし、通常2週間~4週間後に消褪(たい)、瘢痕(はんこん)化し、治癒する一連の反応が起こることがあります。
これを「コッホ現象」といいます。
この「コッホ現象」と思われる反応がお子さんに見られた場合、接種した医療機関又はお住まいの区の区役所健康づくり係にご連絡ください。

このページへのお問合せ

横浜市予防接種コールセンター

電話:045ー330-8561

電話:045ー330-8561

ファクス:045ー664ー7296

メールアドレス:ir-yobousessyu@city.yokohama.jp

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