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エボラ出血熱について

最終更新日 2019年3月8日

エボラ出血熱について

  • エボラ出血熱はエボラウイルスによる非常に致死率の高い感染症です。
  • 症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。
    流行地では野生動物からも感染します。一般的に症状のない患者からは感染しません。空気感染もありません。
  • エボラウイルスに感染すると、2~21日(通常は7~10日)の潜伏期の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状が出ます。
    次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。
  • 現在、エボラ出血熱に対するワクチンや特異的な治療法はないため、患者の症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。
  • 2014年3月以降、アフリカ西部のギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリアで大規模な流行が発生しました。
  • やむを得ず発生地域に渡航する必要がある場合は、厚生労働省検疫所や外務省の海外安全情報のホームページなどで現地の流行状況等を確認し渡航の是非を検討するとともに、基本的な衛生対策(手を洗う、患者や動物との接触を避けるなど)を確実に行うことが大切です。

エボラ出血熱疑似症患者の定義

次の(1)かつ(2)に該当する場合、エボラ出血熱疑似症患者になります。

(1) エボラ出血熱疑似症患者を疑う症状(次のア又はイ)
ア 38℃以上の発熱
イ エボラ出血熱を疑うその他の臨床症状(嘔吐、下痢、食思不振、全身倦怠感等)

(2) エボラ出血熱患者等との接触歴のある者(次のア又はイ)
ア 21日以内にエボラ出血熱患者(疑い患者を含む。)の体液等(血液、体液、吐瀉物、排泄物など)との接触歴
(感染予防策の有無を問わない。)がある。
イ 21日以内にエボラ出血熱発生地域※由来のコウモリ、霊長類等に直接手で接触するなどの接触歴がある。
※ ギニア、シエラレオネ、リベリア、ウガンダ、スーダン、ガボン、コートジボワール、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国

医療機関の皆様へ

エボラ出血熱疑似症患者の症例定義等、本市から各医療機関に向けた通知については、次のとおりです。
エボラ出血熱及び中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生を想定した対応について(依頼)(PDF:429KB)

関係資料

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健康福祉局健康安全部健康安全課

電話:045-671-2463

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ファクス:045-664-7296

メールアドレス:kf-kenkoanzen@city.yokohama.jp

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