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ストレスたまっていませんか? ~良い睡眠でストレス解消を!~

よこはま企業健康マガジン第73号(令和3年2月8日配信)より抜粋

最終更新日 2023年12月13日

はじめに

現代はストレスから逃れるのは難しい社会で、誰にでもストレスはあり、それを完全に取り去ることはできません。ストレスが蓄積すると、身体面や心理面の異変があらわれます。ストレスはあふれる前に少しずつ吐き出し、ため過ぎないようにして、ストレスとうまくつきあっていくことが必要です。そのための方法として、運動をしたり、趣味活動をするなど、人によって様々な方法があると思いますが、睡眠も大事なストレス解消法のひとつになります。本日は睡眠についてお伝えしたいと思います。

より良い睡眠をとるために

睡眠は脳や身体を休める役割があり、睡眠不足が続くと判断力や注意力の低下、身体のだるさ等、様々なことが起こり得ます。睡眠不足が継続すると、うつの症状が出やすくなることもあり、場合によっては死にたくなるような気持ちになることもあるかもしれません。逆に睡眠をとることで、ストレス解消のみならず、病気の予防や仕事のパフォーマンス向上につながります。より良い睡眠をとるためのポイントとして、次のことに気をつけてみましょう。

《より良い睡眠をとるためのポイント》
■毎朝決まった時間に起き、目覚めに日光を浴びる
・・・体内時計がリセットされ、生活リズムが整いやすくなります。
■しっかり朝食をとる
・・・朝の目覚めが促され、睡眠と覚醒にメリハリがつきます。
■眠くなってから寝床へ
・・・無理に寝ようとしても、「眠らなければ」と緊張し、ますます眠れなくなってしまいます。
■就寝前のたばこ、カフェイン、アルコールを避ける
・・・入眠が妨げられ、眠りが浅くなります。アルコールは睡眠にとって良さそうにも感じるかもしれませんが、アルコールが代謝されてできるアセトアルデヒドは覚醒作用があり、睡眠の質、量ともに低下させます。
■就寝前にはスマホを見ない
・・・スマホ等のブルーライトは、心身を活発にする作用があります。

おわりに

いかがでしょうか。これらを全てこなそうとすると、結局続かなくなってしまうかもしれません。まずはできる範囲で試してみましょう。現代人は睡眠を軽視しがちです。ストレスが強くなりやすいこの時期に、少しでもお役に立てれば幸いです。


(執筆)こころの健康相談センター 精神科医

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電話:045-671-4455(代表)※この番号は相談専用ではありません。

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ファクス:045-662-3525

メールアドレス:kf-kokoro@city.yokohama.jp

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