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健康福祉局障害福祉保健部こころの健康相談センター *相談窓口は【こころの健康に関するご相談】に掲載しています。
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よこはま企業健康マガジン第50号(平成31年3月7日配信)より抜粋
最終更新日 2023年3月28日
みなさまいかがお過ごしでしょうか。3月になると、来年度に向けた様々なお仕事などお忙しい日々が続いているのではないかと思います。また、年度が変わると人事異動や業務分担の変更など仕事上の変化も多いのではないでしょうか。このような時期はストレスがたまりやすい時期と言えます。現代はストレスから逃れるのは難しい社会です。原因や強さに個人差はあっても、誰にでもストレスはあり、それを完全に取り去ることはできません。ストレスが蓄積すると、頭痛や肩こり、動悸、めまい、下痢、便秘といった身体面の異変や、不安やゆううつ感、いらいら、集中力の低下、無気力といった心理面の異変があらわれます。あふれる前に少しずつ吐き出して、ため過ぎないようにして、ストレスとうまく付き合っていきましょう。
そのためにまずは普段の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。不規則な生活習慣は、自律神経の活動を狂わせ、身体の不調の元となります。しっかりと睡眠をとること、バランス良い食事を心がけること、適度な運動を続けることは心の健康の維持には欠かせません。今回はそれぞれについて良いとされていることをお伝えします。完璧にやろうと思うと、それがかえってストレスの元になってしまいますので、無理のない範囲で試してみてください。
①睡眠
・就寝前のカフェイン、アルコールの摂取を控える。
・毎朝決まった時間に起きるようにする。
・睡眠時間の長さにこだわり過ぎない。
・寝る前にぬるめのお風呂にゆっくり入る。
・寝具に入ってからは携帯電話やスマートフォン、タブレット端末は見ない。
②食事
・バランス良く食べる。
・よく噛んでゆっくり食べる。
・食事を抜かず規則正しく3食とる。
③運動
・ウォーキングなどの有酸素運動を行う。
・ストレッチで身体をほぐす。
・運動はつらくならない程度の強度で行う。
これら全てをこなそうとすると、結局、続かなくなってしまう人も多いと思います。大切と分かっていてもなかなか実行できないものですよね。理想をいえばキリがないですが、まずは自分のできる範囲で実行してみましょう。例えば、朝だけはバランスよく食べる、週2回だけウォーキングをするなど、自分のできる範囲で実行してみましょう。
今回は自分でできるストレスケアをお伝えしました。お忙しい皆様に少しでもお役に立てれば幸いです。
(執筆)こころの健康相談センター 精神科医
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