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日本と世界のタバコ対策
最終更新日 2019年3月8日
日本と世界のタバコ対策の違いを見てみましょう。
価格の違い
日本では1箱およそ400~500円(平成31年3月現在)ですが、イギリスでは1箱約1,400円、アメリカでは約750円、フランスでは約900円、ドイツでは約800円と価格に違いが見られます。
日本では、「1箱が500円になれば50%の喫煙者が禁煙する」というアンケート結果(禁煙広報センター2006)もあり、欧米並みの価格に上げることができれば、禁煙を決意する人が増え、結果的に喫煙率の減少につながるのではないでしょうか。
パッケージの警告の違い
日本と他国とのタバコパッケージの違いを見てみましょう。
日本では、注意文言がパッケージの主要な面の30%以上に記載されているだけですが(2020年4月~警告表示面積は50%以上となることが決まりました。)、欧米や他のアジア諸国では健康被害を表す写真が前面に出されているものも多くあります。
日本の場合
各国のタバコのパッケージに掲載されている写真
(資料提供:「タバコは美容の大敵!」ホームページ)
詳しくは「タバコは美容の大敵!」サイト(外部サイト)をご覧ください。
アメリカであったほんとの話
2004年アメリカのモンタナ州ヘレナで、公共の場で喫煙を禁止する条例が施行されました。すると、半年間でその地域の急性心筋梗塞の入院患者が、なんと40%も減ったのです。
~タバコを吸わない人のための条例~
同じようにスコットランドにおいて、2006年3月に屋内の公共の場における喫煙が法律で禁止されました。一年後、急性心筋梗塞の入院患者数は17%減少し、そのうちの3分の2は非喫煙者だったそうです。この結果からは、より負担が軽減されたのは、受動喫煙による健康被害を受けていた非喫煙者であると考えられます。
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