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禁煙を始める前に

最終更新日 2019年3月8日

禁煙を始める前にタバコに関するよくある誤解について再確認しましょう。

タバコの「効用」について

喫煙者は、タバコを吸うことで様々な「効用」を得られると感じています。
頭がすっきりする、集中力が高まる、気分が落ち着く、目覚まし効果がある、といったものです。しかし、これらはまやかしに過ぎません。

例えば、タバコを吸うと頭がスッキリするのは、タバコを吸えない状態が継続したために起こる脳のストレス状態(禁断症状の1つで、イライラする感覚)が、ニコチンの補給でもとの状態に戻っただけなのです。
普段よりもストレスが解消されている訳ではないのです。
タバコの「効用」を感じるのは、喫煙者の脳が、ニコチンに支配されていることを示す証拠です。

左の図は、タバコを吸う人がよく誤解していることです。
しかし、実際は、右の図のように、ニコチンによる禁断症状が緩和されているだけです。

タバコを吸う人の心理

タバコがもたらす2つの依存

1. ニコチンへの依存

タバコをやめられないのは、あなたの意志の弱さではなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因です。自分は意思が弱いからといって、あきらめないでください。
このような喫煙習慣は「ニコチン依存症」といわれ、治療が必要な病気とされています。

禁煙を開始すると、体内にニコチンが入らなくなるため、禁断症状が現れます。

禁煙 → ニコチン欠乏 →禁断症状

主な禁断症状は…

タバコが吸いたい、不安、イライラ、落ち着かない、 頭痛 、体重増加、 便秘、 体がだるい、眠いなどです。
禁断症状は、禁煙を始めてから2~3日が最も強く、多くは1週間程度で消失します。(長くても2~3週間で、症状は徐々に弱くなります。)

たばこを断る

禁断症状が心配な人も大丈夫!
禁煙補助剤や薬で症状を軽くすることができます!

詳しくは、様々な禁煙方法をご覧ください。


2. 習慣性依存

喫煙は日常生活の場面と結びついていることが多くあります。
例えば、

空気を吸う

  • 朝起きてからタバコを吸う
  • 食後にコーヒーを飲みながらタバコを吸う
  • 酒の席でタバコを吸う
  • 口寂しいので吸う などです。

これらは、習慣的依存です。
対処方法としては、

  • タバコを吸いたくなる場面・場所を避ける
  • 冷たい水を飲む
  • 深呼吸をする
  • 行動パターンを変える などがあります。

吸いたいという強い欲求が襲ってきたら、何とか3分、しのいでください!

このページへのお問合せ

健康福祉局地域福祉保健部健康推進課

電話:045-671-2451

電話:045-671-2451

ファクス:045-663-4469

メールアドレス:kf-kenkosuishin@city.yokohama.jp

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