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ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸癌等について

最終更新日 2019年6月13日

流行は?

ヒトパピローマウイルス(HPV: human papillomavirus)による感染は世界中で見られます。パピローマウイルス(papillomavirus)科(the family Papillomaviridae )には、ウサギやウシなどの他の種に感染するウイルスも含まれていますが、ヒトパピローマウイルスが感染するのは人間のみです。

ヒトパピローマウイルス(HPV: human papillomavirus)には、性行為によって感染するものがあります。このようなヒトパピローマウイルス(HPV)の感染については、アメリカ合衆国においては、性行為による感染としては、一番多いと考えられています。アメリカ合衆国においては、約2000万人が感染していて、毎年約620万人が新たに感染すると概算されています。
ヒトパピローマウイルス(HPV: human papillomavirus)の感染は、青少年期に多いです。アメリカ合衆国においては、思春期の少女の感染が多く、新しい感染の75%が15-24歳で起こります。アメリカ合衆国においては、性的に活発な女性は、50歳までに80%以上が感染すると推計されています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染は、性的活動の開始後まもなく起こると考えられています。アメリカ合衆国において、大学生女子を対象としたある追跡調査(参考文献10)では、初回の性交後、24ヶ月までで、累積のヒトパピローマウイルス(HPV)による感染の率は、38.9%になりました。
アメリカ合衆国において、18-25歳の女性を対象としたある調査研究(参考文献11)では、これまでの生涯での性交渉の相手の累計数が、1人、2人、3人以上と多いほど、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染は、14.3%、22.3%、31.5%と多いです。尿検体の遺伝子検査(PCR法)では、検出されたヒトパピローマウイルス(HPV)の型は、多いものから、16型(5.8%)、84型(3.2%)、51型(3.0%)、62型(3.0%)、54型(2.9%)、53型(2.8%)等でした。ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染がない女性と比較すると、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染がある女性は、より若く、独身で、黒人で、性交開始の年齢が早く、生涯の性交渉の相手の数が多かったです。

さて、妊娠していない成人女性の子宮の大きさは鶏卵程度です。子宮は、妊娠時にはその中で胎児が成長する子宮体部と、子宮体部から突出し膣から観察可能な子宮頸部とからなります。子宮頸部の癌を子宮頸癌といいます。性行為と子宮頸癌との関係は、百年以上前から疑われていましたが、1960年代には、疫学的調査研究により確立されています。1980年代初めには子宮頸癌の癌細胞がヒトパピローマウイルス(HPV)のDNA(遺伝子)を含んでいることが判明し(子宮頸癌を起こすHPVの発見の功績でドイツのウイルス学者Harald zur Hausen氏が2008年ノーベル医学生理学賞を受賞しました[ノーベル財団のページ:英語]。(外部サイト))、1990年代には疫学的調査研究によりヒトパピローマウイルス(HPV)の感染と子宮頸癌との関係が明らかになっています。子宮頸癌の予防のために、ヒトパピローマウイルス(HPV)の四つの型の感染を防ぐワクチン(予防接種)が、初めてアメリカ合衆国において食品医薬品局(FDA)により認可されたのは、2006年6月8日のことです。アメリカ合衆国においては、最初は女子(11-12歳)の定期予防接種とされましたが、2011年10月25日には男女(11-12歳)の定期予防接種とされました。ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを定期予防接種としている国としては、アメリカ合衆国(11-12歳男女)の他、アイスランド(12歳女子)、アイルランド(12歳女子)、イギリス(12-13歳女子、無料)、イタリア(12歳女子、無料)、オーストラリア(12-13歳女子、無料)、オーストリア(9-15歳男女)、オランダ(12歳女子、無料)、カナダ(9-13歳女子)、ギリシア(12-15歳女子、無料)、スイス(11-14歳女子)、スウェーデン(11-12歳女子、無料)、スペイン(11-14歳女子、無料)、デンマーク(12歳女子、無料)、ドイツ(12-17歳女子、無料)、ノルウェー(12歳女子)、フランス(14歳女子)、ベラルーシ(11歳女子)、ベルギー(10-13歳女子)、ポルトガル(13歳女子、無料)、マケドニア(12歳女子)、ルクセンブルグ(12歳女子、無料)、ルーマニア(11歳女子)などがあります(参考文献16,17)。なお、子宮頸癌の予防のために、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチン(予防接種)は、アメリカ合衆国においては、定期予防接種として保険給付の対象となる場合がある他、疾病予防管理センター(CDC)が定める「こどものためのワクチン(Vaccine for Children, VFC)プログラム」に導入され、メディケイド(低所得者・障害者向け医療扶助制度)受給資格があるこども、保険未加入または十分な保険に入っていないこどもに無料で提供される定期予防接種となっています。
また、アメリカ合衆国やオーストリアが、女子だけでなく男子についても定期予防接種の対象にしていますが、男子について、ヒトパピローマウイルス(HPV)の6型と11型とによる尖圭コンジローマやHPV16,18型による肛門癌及びその前駆病変などの予防を、ヒトパピローマウイルス(HPV)の四つの型の感染を防ぐワクチン(4価HPVワクチン: HPV4)に期待してのことです。

子宮頸癌については、アメリカ合衆国女性においては、1番目の皮膚癌、2番目の乳癌についで、3番目に多い癌です。米国がん協会(The American Cancer Society : ACS)(外部サイト)の概算によれば、2008(2007)年には、アメリカ合衆国において、年間で、11,070(11,150)人の子宮頸癌患者が新たに発生し、3,870(3,670)人が子宮頸癌で死亡しています。これらの子宮頸癌のほとんど全てについて、その発生にヒトパピローマウイルス(HPV)が関与していると考えられています。約70%がヒトパピローマウイルス(HPV)の16型と18型の関与と考えられています。
子宮頸癌以外でも、肛門の癌の90%、性器(外陰部・膣・陰茎)の癌の40%、中咽頭の癌の12%以上、口腔の癌の3%以上について、その発生にヒトパピローマウイルス(HPV)が関与していると考えられています。

アメリカ合衆国において、肛門癌の年間の患者発生は、2004年で4010人です。アメリカ合衆国の肛門癌の年間患者発生は、近年増加していて、1973年と2000年との比較では、男性では160%、女性では78%増加しています。アメリカ合衆国における肛門癌の年間の患者発生は、もともと女性の方が多かったです。しかし、1973-1979年について男100,000人あたり1.06人、女100,000人あたり1.39人だったのが、1994-2000年について男100,000人あたり2.04人、女100,000人あたり2.06人と男女の差は縮まっています。人種・性別で見ると、黒人男性が、1994-2000年について100,000人あたり2.71人と多いです(参考文献12)。
アメリカ合衆国ワシントン州の西部のKing郡、Pierce郡、Snohomish郡での肛門癌の患者の癌でのヒトパピローマウイルス(HPV)のDNA(遺伝子)の有無を調べた調査研究(参考文献8)では、87.9%からヒトパピローマウイルス(HPV)のDNA(遺伝子)が検出されました(なお、73.0%からヒトパピローマウイルスの16型のDNA、6.9%からヒトパピローマウイルスの18型のDNAが検出されました)。性交渉が異性間に限定されない男性では、97.7%からヒトパピローマウイルス(HPV)のDNA(遺伝子)が検出されました。性交渉が異性間に限定されず肛門性交で肛門側の男性(オッズ比6.8 ;95%信頼区間1.4-33.8)および、肛門性交を行う女性(オッズ比2.2 ;95%信頼区間1.4-3.3)では、肛門癌のリスク(危険性)が高かったです。また、生涯の性交渉の相手の数が15人以上であると、男性(オッズ比5.3 ;95%信頼区間2.4-12.0)も女性(オッズ比11.0 ;95%信頼区間5.5-22.1)も肛門癌のリスク(危険性)が増加しました。喫煙者は、男性(オッズ比3.9 ;95%信頼区間1.9-8.0)も女性(オッズ比3.8 ;95%信頼区間2.4-6.2)も肛門癌のリスク(危険性)が高かったです。禁煙しましょう。

アメリカ合衆国において、陰茎癌の発生は、年間で、100,000人あたり1.5人です。アメリカ合衆国ワシントン州の西部の13の郡での陰茎癌の患者の癌でのヒトパピローマウイルス(HPV)のDNA(遺伝子)の有無を調べた調査研究(参考文献9)では、79.8%からヒトパピローマウイルス(HPV)のDNA(遺伝子)が検出されました(なお、69.1%からヒトパピローマウイルスの16型のDNAが検出されました)。

全世界では、2005年における子宮頸癌に関連した死亡者数は、約26万人と推計されています。その内80%が発展途上国における死亡者で、発展途上国の女性において子宮頸癌は一番よく見られる癌です。

どんな病気?

ヒトパピローマウイルス(HPV)には、百以上の型があります。子宮頸癌の発生に関与するヒトパピローマウイルス(HPV)は、次の「病原体は?」の項でも触れるように、16型や18型といった限られた型のものです。16型や18型といった高リスク(発癌性あり)のヒトパピローマウイルス(HPV)は、感染しても、たいていの場合、感染は一時的で何の症状も起こさないのですが、持続的に感染して女性に子宮頸癌を起こすことがあります。
16型や18型といった高リスク(発癌性あり)のヒトパピローマウイルス(HPV)以外のヒトパピローマウイルス(HPV)には、型により、手や足のイボ、尖圭コンジローマ、喉頭乳頭腫、再発性気道乳頭腫症などを引き起こすものがあります(なお、パピローマ[papilloma]は「乳頭腫」の英語表記です)。

なお、尖圭コンジローマについては、日本の感染症発生動向において、性感染症定点医療機関の報告疾患になっています(尖圭コンジローマの届出基準はこちらのページから)。
アメリカ合衆国では、性的に活発な思春期の人および成人の約1%が、明らかな尖圭コンジローマにかかっています。尖圭コンジローマの90%以上にヒトパピローマウイルス(HPV)の6型と11型とが関与しています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)の6型あるいは11型に感染してから、新しく尖圭コンジローマの病変が出現するまでの期間は、3週間から8ヶ月間、平均で2-3ヶ月間です。しかし、ヒトパピローマウイルス(HPV)の6型あるいは11型に感染した人のすべてに尖圭コンジローマの病変が出現するわけではありません。尖圭コンジローマは治療の対象になりえますが、20-30%の尖圭コンジローマは自然に消えます。治療後であろうが、自然に消えた後であろうが、尖圭コンジローマの再発が約30%で起こります。

また、再発性気道乳頭腫症(RRP: recurrent respiratory papillomatosis)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の主に6型あるいは11型が起こすことがある、まれな疾患です。喉頭などの上気道に乳頭腫の再発を繰り返します。発病の年齢により、18歳未満で発病する若年発症型と成人発症型とに分類されます。若年発症型は、診断される年齢の中位数は4歳ですが、分娩中に母から赤ちゃんにヒトパピローマウイルス(HPV)が感染すると考えられています。経過はさまざまですが、再発が見られ、気道を閉塞しないように乳頭腫を除去する処置が繰り返されます。乳頭腫による気道の閉塞は死亡の原因ともなりえます。成人発症型については、オーラルセックス等によるHPV感染も原因として考えられます。
妊娠中に母の産道内に尖圭コンジローマが存在している場合には、治療により分娩時には尖圭コンジローマが消失していることが望まれます。分娩時に産道内に尖圭コンジローマが存在している場合には、帝王切開術も考慮されます。

病原体は?

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、人間(ヒト)の上皮に感染する小さなDNAウイルスです。約55nm(ナノ・メートル;ナノは十のマイナス9乗)の大きさで、電子顕微鏡で見える形態はゴルフボールのようです。ヒトパピローマウイルス(HPV)には、百以上の型があります。発見順に1型(HPV-1)、2型(HPV-2)、3型(HPV-3)、・・・と呼ばれています。下の表1をご覧ください。ヒトパピローマウイルス(HPV)の約60の型は、皮膚上皮に感染し、手足などで皮膚のイボ等を引き起こします。ヒトパピローマウイルス(HPV)の約40の型は、粘膜上皮に感染します。粘膜上皮に感染するものについては、低リスク(非発癌性あるいは発癌性が低い)のものと高リスク(発癌性あり)のものとに分類されます。
6型や11型といった低リスク(非発癌性あるいは発癌性が低い)のヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸部の細胞に良性や軽度の異常を起こすことがあり、また、尖圭コンジローマや喉頭乳頭腫などを引き起こすことがあります。
16型や18型といった高リスク(発癌性あり)のヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸部の細胞に軽度の異常あるいは癌の前兆となる高度の異常を起こすことがあり、また、肛門・性器(外陰部・膣・陰茎)の癌などを引き起こすことがあります。子宮頸癌の99%から高リスク(発癌性あり)のヒトパピローマウイルス(HPV)が検出されます。世界的には、16型HPVが子宮頸癌の約50%と関係しています。16型と18型のHPVで約70%を占めます。しかし、高リスク(発癌性あり)のヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しても、大部分の女性は子宮頸癌になりません。高リスク(発癌性あり)のヒトパピローマウイルス(HPV)による感染は、子宮頸癌になるのに必要であるものの、それだけでは子宮頸癌になりにくく、他の要因も重なると子宮頸癌になりやすいと考えられています。他の要因としては、喫煙、加齢、他の性感染症(単純ヘルペスウイルス2型による感染Chlamydia trachomatis [クラミジア-トラコマチス]による感染など)、免疫抑制、長期の経口避妊薬服用などが考えられています。禁煙しましょう。高リスク(発癌性あり)のヒトパピローマウイルス(HPV)による感染から、子宮頸癌の発生までには、通常、十年以上かかり、平均で二十年程度とされます。

ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染の大部分は、一過性で症状も起こしません。新たなヒト―パピローマウイルス(HPV)による感染は、一年以内に70%が、二年以内に約90%が消失します。感染の期間の中位数は、8ヶ月です。高リスク(発癌性あり)のヒトパピローマウイルス(HPV)による感染が長期に持続することが、子宮頸癌の最も重要な危険因子とされています。

表1
ヒトパピローマウイルス(HPV)の分類(型)と疾病
(参考文献1,6,7,14等を参考に作成)
分類主な感染部位発がん性HPVの主な型
(太字は比較的に高頻度)
疾病
粘膜/粘膜・皮膚型粘膜(性器・気道・口腔等)なし、あるいは
低い(低リスク)
6,11,30,42,
43,54,55,70,
13,32
尖圭コンジローマ(型別では6型と11型とで90%を占めます)。
喉頭乳頭腫。
再発性気道乳頭腫症
(RRP:recurrent respiratory papillomatosis ; 型別では6型と11型とで90%を占めます)。
ヘック病(Heck's disease ; 口腔粘膜の局所性上皮過形成[focal epithelial hyperplasia;FEH]。13型あるいは32型)。
あり
(高リスク)
16,18,31,33,
35,39,45,51,
52,56,58,59,
68,69,73,82
子宮頸癌(型別では16型と18型とで70%を占めます)。
肛門・性器(外陰部・膣・陰茎)の癌(型別では16型と18型とで70%を占めます)。
皮膚型非粘膜(皮膚)1,2,3,4,
7,10,27,
28,29,38,41,
49,57,63,65,
75,76,77
手や足のイボ[疣贅]
(タオル・手袋等を介しての感染あり)等。
EV型非粘膜(皮膚)5,8,9,12,
17,20,21
疣贅状表皮発育異常症
(epidermodysplasia
verruciformis :EV)。

南アフリカのケープタウンの歯科診療所に、2003年に通常の歯科処置で来所した人の、両ほほの内側の口腔粘膜前面をこすって採取した検体について、HPVのDNA(遺伝子)を検査した調査研究があります(参考文献15)。308人中の17人(5.5%)からHPVのDNAが検出されました。検出されたHPVのDNAについては、HPVの、13型が7人(2.3%)、32型が4人(1.3%)、11型が2人(0.6%)、72型が2人(0.6%)、16型が1人(0.3%)、31型が1人(0.3%)でした。13型が検出された一人では、口腔粘膜の局所性上皮過形成[focal epithelial hyperplasia;FEH]が認められました。
この口腔粘膜の局所性上皮過形成は、1965年にHeck JWらが初めて記述したことからヘック病(Heck's disease)とも呼ばれます。アメリカ大陸の原住民のこどもたちで多く認められました。HPVの13型あるいは32型によって起こされます。痛みのない、桃色あるいは白っぽくなった粘膜の肥厚(通常の8-10倍の厚さ)が見られます。個々の病変は小さく、0.3-1.0cmですが、しばしば集中して見られるため、全体としては敷石状あるいは亀裂が入っているようにも見えます。自然に消えることもあり、唇などで目立つような場合以外は問題とされることは少ないです。

疣贅状表皮発育異常症(epidermodysplasia verruciformis :EV) は,常染色体性劣性遺伝が考えられる遺伝性疾患です(参考文献14)。幼小児期から手背や胴などにイボなどを生じますが、青年期以降になると半数以上で、主として日光に暴露する部位に皮膚癌を発症します。癌予防のためにサンスクリーン外用等が行われます。この皮膚癌からは主としてHPVの5型や8型が検出されます。なお、5型や8型などのEV型のHPVには健康な人が症状が出ないまま感染していることがあります。また、EV型のHPVは、腎移植患者などの免疫が抑制された患者の癌や前癌病変でも検出されることがあります。

以前、パピローマウイルスは、ポリオーマウイルスと一緒にパポーバウイルス科(the Papovaviridae family)を形成していました。しかし、ポリオーマウイルスとパピローマウイルスとは、遺伝子的には近いものでないことから、パポーバウイルスという科は廃止され、それぞれ、ポリオーマウイルス科とパピローマウイルス科とになりました。なお、「パポーバウイルス(papovavirus)」は、papillomavirus(パピローマウイルス)、polyomavirus(ポリオーマウイルス)、 simian vacuolating virusの英文字の綴りから、二文字ずつ採って命名されたものです。

パピローマウイルスの他に子宮頸部で検出されることがあるウイルスとしては、単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2あるいはHHV-2)や、サイトメガロウイルス(CMVあるいはHHV-5)ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)ヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)があります。

予防のためには・・・

若い女性(大学生女子)を対象とした研究では、性交渉の相手がいつもコンドームを適切に使用している場合には、そうでない場合と比較して、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染する率が低いことが明らかになっています(参考文献13)。コンドームはいつも適切に使用しましょう。

癌の治療については、癌の早期発見による癌の早期治療が有効です。癌の早期発見のためには、癌検診を定期的に受けましょう。子宮頸癌の予防のためにヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチン(予防接種)を接種済みの女性も子宮癌の検診は必要です。ワクチン(予防接種)は16型と18型とによる子宮頸癌(約70%)を予防する効果が期待されるものの、他の型による子宮頸癌(約30%)を予防する効果は期待できないからです。

2006年6月8日、ヒトパピローマウイルス(HPV)の四つの型の感染を防ぐワクチン(4価HPVワクチン : 商品名Gardasil[ガーダシル])が、初めてアメリカ合衆国において食品医薬品局(FDA)により認可されました。アメリカ合衆国においては、11-12歳のこどもの定期予防接種になっています。ヒトパピローマウイルス(HPV)の四つの型とは、6型と11型と16型と18型とです。16型と18型とによる子宮頸癌や6型と11型とによる尖圭コンジローマなどの予防が期待されます。予防効果は期待できますが、治療効果は期待できません。アメリカ合衆国での定期予防接種としての推奨年齢は、11-12歳(男女とも)です。医師の判断により9歳から接種することもできます。他の3種混合ワクチン(Tdap)4価結合型髄膜炎菌ワクチン(MCV4)、B型肝炎ワクチンなどのワクチンとの同時の接種もできます。同時の接種の場合には、ワクチンを混合しないで、違う注射器で、違う部位に接種します。
4価HPVワクチン(HPV4)は、3回シリーズの筋肉注射です。通常、1回目の接種後、2ヵ月後と6ヶ月後とに注射します。1回目の接種と3回目の接種とは、24週間以上の間隔とします。1回目の接種と2回目の接種とは、最短で4週間の間隔です。2回目の接種と3回目の接種とは、最短で12週間の間隔です。1回目の接種と3回目の接種とは、最短で16週間(=4週間+12週間)の間隔となります。これらの最短の間隔より短い間隔で接種してしまった場合には、接種しなおす必要があります。一方、接種と接種との間隔が長期間となってしまっても、接種しなおす必要はなく、全部で3回の接種で良いとされています。13-26歳で接種を完了していない場合には、全部で3回の接種を完了することが推奨されます。
4価HPVワクチンは、生ワクチンではありません。授乳中の女性でも接種できます。妊娠中の接種については、データが乏しいため、推奨されていません。
4価HPVワクチンの副反応としては、注射部位の局所の反応が多いです。局所の痛み(84%)、腫れ(25%)、発赤(25%)などです。
4価HPVワクチンは、遺伝子組み換えされたパン酵母(baker`s yeast ; Saccharomyces cerevisiae )を使用して製造されています。そのため、パン酵母(イースト)に対して過敏性(アレルギー)のある人は、接種を受けることができません。なお、後述の2価HPVワクチンについては、製造にあたってパン酵母(イースト)は使用されていません。2価HPVワクチンについては、製造にあたって遺伝子組み換えされたバキュロウイルス(baculovirus)が使用されています。イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni )という蛾(が)の細胞でバキュロウイルスは増やされています。4価HPVワクチンも2価HPVワクチンも、遺伝子組み換え技術を応用してヒトパピローマウイルス(HPV)の外側のL1カプシド蛋白を作ることでできたウイルス様粒子(virus-like particle : VLP)が使用されています。
何のワクチンかを問わずワクチン接種対象の思春期の人や若い成人によく見られるワクチンの副反応として失神(血管迷走神経反射性失神)があります。立位での失神は頭部を床面で強打するなどして重傷となる可能性もあります。ワクチン接種時には、ワクチン接種対象者は立位ではなく椅子に座っていることが必要です。ワクチン接種後30分間は、失神が見られないか注意が必要です。以前に失神したことがある人などでは、ベッドに横になっての接種も考慮されます。

ヒトパピローマウイルス(HPV)の二つの型の感染を防ぐワクチン(2価HPVワクチン[HPV2] : 商品名Cervarix[サーバリックス])もあります。ヒトパピローマウイルス(HPV)の二つの型とは、16型と18型とです。10歳以上の女子に接種され、16型と18型とによる子宮頸癌などの予防が期待されます。通常、1回目の接種後、1ヵ月後と6ヶ月後とに注射します。1回目の接種と2回目の接種とは、1ヵ月-2.5ヶ月の間隔でも良いとされています。授乳中あるいは妊娠中の女性への接種については、データが乏しいため、推奨されていません。4価HPVワクチン(HPV4)がアメリカ合衆国など北米を中心に使われているのに対して、2価HPVワクチン(HPV2)はイギリスなどヨーロッパで広く使われています。アメリカ合衆国においても、2009年10月16日、同日の日本での承認に続いて承認され、「サーバリックス」の100カ国目の承認国となりました。アメリカ合衆国において、2価HPVワクチンの「サーバリックス」は、11-12歳の女性に対する定期接種ワクチンとなりました

4価HPVワクチンも2価HPVワクチンも、高リスクのヒトパピローマウイルス(HPV)の31型と45型による感染の予防の効果も期待されています。16型は31型に、18型は45型に遺伝子的に近いためです。4価HPVワクチン接種後5年間、2価HPVワクチン接種後6.4年間の観察では、効果が認められています。

さて、日本においては、2009年10月16日、2価HPVワクチンである子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」が承認されました。2009年12月22日に発売となり、「サーバリックス」は日本国内の医療機関でも接種できるようになりました(外部サイト)。日本における「サーバリックス」の接種対象者は10歳以上の女性であり、通常、1回0.5mLを3回(初回、初回から1ヵ月後、初回から6ヵ月後)、上腕の三角筋部に筋肉内接種します。主な副反応は、注射部位の疼痛、発赤および腫張、そう痒、胃腸症状、筋痛、関節痛、頭痛、疲労です。

また、4価HPVワクチンに関して、すでに、女性(9-26歳)については、HPV6,11,16,18型に関係する膣、外陰部、子宮頸部の前癌状態・癌や尖圭コンジローマなどの予防で米国食品医薬品局(FDA)が認可していましたが、2009年10月16日、男性(9-26歳)についても、HPV6,11型による尖圭コンジローマの予防で米国食品医薬品局(FDA)が認可しました。接種するとすれば、性的接触によるHPVへの暴露より前に接種することが望まれます。4価HPVワクチンの3回接種によるHPV6,11,16,18型に関係する尖圭コンジローマの予防効果は、16-26歳の男性を約2.3年間経過観察した結果では、89.4%でした。2010年12月22日には、4価HPVワクチンに関して、男女(9-26歳)について、HPV16,18型による肛門癌及びその前駆病変の予防で、米国食品医薬品局(FDA)が認可しました。4価HPVワクチンに関しては、アメリカ合衆国では、以前は11-12歳の女性のみの定期予防接種だったのですが、2011年10月25日に、男性についても、11-12歳での定期予防接種として推奨されました(参考文献24)。

さらに、日本においては、2011年7月1日、4価HPVワクチンである子宮頸がん予防ワクチン「ガーダシル」が承認されました。2011年8月26日に発売となり、「ガーダシル」は日本国内の医療機関でも接種できるようになりました(外部サイト)。日本における「ガーダシル」の接種対象者は9歳以上の女性であり、通常、1回0.5mLを3回(初回、初回から2ヵ月後、初回から6ヵ月後)、上腕の三角筋または大腿四頭筋に筋肉内接種します。主な副反応は、注射部位の疼痛、紅斑、腫脹、そう痒感、出血、不快、発熱、頭痛です。
日本において接種可能である、2価HPVワクチン「サーバリックス」と4価HPVワクチン「ガーダシル」とを比較対照すると、下の表2のとおりです。

表2
日本における子宮頸がん予防ワクチン---サーバリックスとガーダシルの比較
(医薬品添付文書等を参考に作成)
 サーバリックス
(Cervarix)
ガーダシル
(Gardasil)
販売名サーバリックスガーダシル水性懸濁筋注、
ガーダシル水性懸濁筋注シリンジ
基準名(生物学的製剤基準)組換え沈降2価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(イラクサギンウワバ細胞由来)組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)
製造販売承認平成21年10月16日平成23年7月1日
販売開始平成21年12月22日平成23年8月26日
【接種不適当者】
(予防接種を受けることが適当でない者)
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
(1)明らかな発熱を呈している者
(2)重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
(3)本剤の成分に対して過敏症を呈したことがある者
(4)上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
製法の概要本剤はHPV-16型及び18型の組換えL1カプシドたん白質抗原を含有する。L1たん白質は、型別に組換えバキュロウイルス発現系を用い、無血清培地を使用して製造する。イラクサギンウワバ由来細胞内でL1をコードする組換えバキュロウイルスが増殖すると、細胞質中にL1たん白質が発現する。細胞を破壊してL1たん白質を遊離させ、一連のクロマトグラフィー及びろ過によって精製する。精製工程の最後に、L1たん白質は会合してウイルス様粒子(VLP)を形成する。次いで、精製された非感染性のVLPを水酸化アルミニウムに吸着させる。AS04アジュバント複合体はグラム陰性菌Salmonella minnesotaR595株のリポ多糖の非毒性型誘導体である3-脱アシル化-4′-モノホスホリルリピッドA(MPL)と水酸化アルミニウムからなる。本剤は各HPV型の吸着VLPをAS04アジュバント複合体及び賦形剤と配合して調製する。また本剤は製造工程で、ウシの乳由来成分(カザミノ酸)を使用している。本剤は、高度に精製した4価の組換えヒトパピローマウイルス(HPV)6、11、16及び18型L1たん白質ウイルス様粒子(VLP)からなる無菌の懸濁液である。L1たん白質は遺伝子組換え技術から得られた酵母(Saccharomyces cerevisiaeCANADE 3C-5、菌株1895)を培養して製造され、自己集合によりVLPを構築する。
各型のVLPは精製後、アルミニウムを含有するアジュバント(アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫酸塩)に吸着させ、緩衝液と混合、製剤化して本剤とする。また本剤は製造工程で、ウシの乳由来成分(D-ガラクトース及びカザミノ酸)を使用している。
効能・効果ヒトパピローマウイルス(HPV)16型及び18型感染に起因する子宮頸癌(扁平上皮細癌、腺癌)及びその前駆病変(子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)2及び3)の予防ヒトパピローマウイルス6、11、16及び18型の感染に起因する以下の疾患の予防
・子宮頸癌(扁平上皮細胞癌及び腺癌)及びその前駆病変(子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)1、2及び3並びに上皮内腺癌(AIS))
・外陰上皮内腫瘍(VIN)1、2及び3並びに腟上皮内腫瘍(VaIN)1、2及び3
・尖圭コンジローマ
<効能・効果に関連する接種上の注意>
(1)HPV-16型及び18型以外の癌原性HPV感染に起因する子宮頸癌及びその前駆病変の予防効果は確認されていない。
(2)接種時に感染が成立しているHPVの排除及び既に生じているHPV関連の病変の進行予防効果は期待できない。
(3)本剤の接種は定期的な子宮頸癌検診の代わりとなるものではない。本剤接種に加え、子宮頸癌検診の受診やHPVへの曝露、性感染症に対し注意することが重要である。
(4)本剤の予防効果の持続期間は確立していない。
用法・用量10歳以上の女性に、通常、1回0.5mLを0、1、6ヵ月後に3回、上腕の三角筋部に筋肉内接種する。9歳以上の女性に、1回0.5mLを合計3回、筋肉内に注射する。通常、2回目は初回接種の2ヵ月後、3回目は6ヵ月後に同様の用法で接種する。
<用法・用量に関連する接種上の注意>
(1)本剤の接種上、やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、2回目の接種は1回目の接種から1~2.5ヵ月の間で、3回目の接種は1回目の接種から5~12ヵ月の間で調整すること。
(2)他のワクチン製剤との接種間隔:
生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。
<用法・用量に関連する接種上の注意>
1.接種間隔
1年以内に3回の接種を終了することが望ましい。なお、本剤の2回目及び3回目の接種が初回接種の2ヵ月後及び6ヵ月後にできない場合、2回目接種は初回接種から少なくとも1ヵ月以上、3回目接種は2回目接種から少なくとも3ヵ月以上間隔を置いて実施すること。
2.他のワクチン製剤との接種間隔
生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。ただし、医師が必要と認めた場合には、同時に接種することができる(なお、本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない)。

子宮頸がん予防ワクチンの定期接種について

厚生労働省の勧告に基づき、現在、接種を積極的にはお勧めしていません。

詳しくは横浜市保健所ホームページを御覧ください。

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2009年9月16日掲載
2009年10月20日増補改訂
2010年1月15日増補改訂
2010年6月2日増補改訂
2011年9月16日増補改訂
2012年2月22日増補改訂
2012年10月10日増補改訂
2013年4月11日部分改訂
2016年8月15日部分改訂

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