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水道水質基準について

最終更新日 2019年3月4日

 水道水の水質は、私達が安心して飲むことができるように、水道法という法律の第4条にその規程があり、具体的な要件(水質基準)を厚生労働省令で定めています。

 この水質基準が平成15年の5月に、約10年ぶりに大幅に改正され、新しい水質基準が平成16年4月1日から施行されています(平成15年5月30日厚生省令第101号)。

 これまでの水質基準は、全国的に問題となる項目は水道法第4条に基づく水質基準項目として設定し、地域的に問題となる項目は通知よる行政指導として対応してきました。
 今回の改正では、この考え方を改め全国的にみれば検出率が低い項目であっても、地域、水源の種別、浄水方法により、人への健康を害する又は、生活上支障を生じるおそれのあるものは、すべて水道法第4条に基づく水質基準項目とするという考えかたで定められました。

水道法第4条

水道により供給される水は、次の各号に掲げる要件を備えるものでなければならない。

  1. 病原微生物に汚染され、又は病原微生物に汚染されたことを疑わせるような生物若しくは物質を含むものでないこと。
  2. シアン、水銀その他の有毒物質を含まないこと。
  3. 銅、鉄、弗素、フェノールその他の物質をその許容量をこえて含まないこと。
  4. 異常な酸性又はアルカリ性を呈しないこと。
  5. 異常な臭味がないこと。ただし、消毒による臭味を除く。
  6. 外観は、ほとんど、無色透明であること。

2 前項各号の基準に関して必要な事項は、厚生労働省省令で定める。

水質基準(PDF:19KB)

 今回の水質基準では、次に示しました13項目が追加され、従来の基準から9項目が削除されて全部で50項目が定められました。
 基準は人の健康に関連する項目と生活用水として使用するのに支障のないように定められた項目から構成されています。

水質基準項目
追加された項目削除された項目
大腸菌大腸菌群
ホウ素1,2-ジクロロエタン
1,4-ジオキサン1,3-ジクロロプロペン
臭素酸シマジン
クロロ酢酸チウラム
ジクロロ酢酸チオベンカルブ
トリクロロ酢酸1,1,2-トリクロロエタン
ホルムアルデヒド1,1,1-トリクロロエタン
アルミニウム過マンガン酸カリウム消費量
ジェオスミン 
非イオン界面活性剤 
2-メチルイソボルネオール 
全有機炭素(TOC) 

水質管理目標設定項目(PDF:15KB)

 水道水の将来的な安全性の確保と水道水のニ-ズの高度化に対応するように、より質の高い水道水を目指して定められた項目です。水質基準のように測定義務はありませんが、水道事業者は、これらの項目について水質基準に係わる検査と同様に検出状況を把握し知見を集積し水質管理に活用することが望まれています。
 ここには、農薬類、環境ホルモン作用が懸念されているフタル酸エステル、消毒副生成物の抱水クロラールなどの27項目について目標値が定められています。

 水質検査は私たちが安心して水道を利用できることを保障するために不可欠であり、水質管理の中核をなすものです。
 今回の水質基準改正では、水道事業体に対して、水質検査の適正化と透明性を確保するため次の4点を義務づけています。

  1. 水質検査項目を明示した水質検査計画の作成
  2. 水質検査計画の事前公表
  3. 需要者の意見を聞くプロセス
  4. 水質検査結果の公表

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電話:045-370-9451

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