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脳室ドレナージ留置における中枢感染症関連因子の検討

最終更新日 2021年12月24日

研究課題名

脳室ドレナージ留置における中枢感染症関連因子の検討

研究の目的・方法

目的

当院で実施した脳室ドレーン留置術に関連し、ドレーンチューブの細菌汚染状況および患者背景を検討し、脳室ドレーン留置に伴う中枢感染症のリスク因子を評価するものである。本研究により脳室ドレーン留置に伴う中枢感染症のリスク因子を検証することで、術後合併症の低減・医療の質の向上に寄与する。

方法

本研究は当院で脳室ドレーン留置術を施行された患者様において、患者背景、疾患、抗菌薬使用状況、脳室ドレーン留置期間、脳室ドレーンの皮下トンネル長、髄液性状、中枢合併症の合併の有無に加え、抜去後の脳室ドレーンを穿刺部より1cmごとに裁断し培養することで、穿刺部からの長さと細菌汚染の状況を評価する観察研究である。約20症例を目標とする。

研究の対象

2021年から2023年に当院で脳室ドレーン留置術を施行された患者様

研究期間

承認から2023年12月31日

研究に用いる試料・情報の種類

当院で脳室ドレーン留置術を施行された患者様において、患者背景、疾患、抗菌薬使用状況、脳室ドレーン留置期間、脳室ドレーンの皮下トンネル長、髄液性状、中枢合併症の合併の有無について収集する。

試料・情報の取得と保管

個人情報保護のため、本研究で得られた情報は匿名化情報(個人情報を含む)にするとともに対応表を作成する。また個人と記号の対応表を外部から切り離されたコンピューターに保存する。なお、いつでも参加の拒否をできることを保証し、参加の拒否時には本人の意向に沿って情報を廃棄し、対応表から除かれる。

研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスク及び利益

本研究で実施する臨床検査は通常の経過観察で行なわれる検査及び治療目的の範囲を越えず、それによって研究対象者に本研究への参加による大きな不利益が生じることはない。また、本研究の観察項目は即座に対象者へフィードバックされるものではなく、利益も生じない。

お問い合わせ先

本研究に関するご質問・ご相談等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますので下記連絡先まで電話またはFAXでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者様もしくは患者様の代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象といたしませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者様に不利益が生じることはございません。

研究責任者(研究への利用を拒否する場合の連絡先)

〒235-0012 神奈川県横浜市磯子区滝頭1-2-1
横浜市立脳卒中・神経脊椎センター
脳神経外科 三宅 茂太
電話番号:045-753-2500(代表)

このページへのお問合せ

脳卒中・神経脊椎センター管理部総務課

電話:045-753-2500

電話:045-753-2500

ファクス:045-753-2859

メールアドレス:by-no-somu@city.yokohama.jp

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