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スポーツに伴う脳振盪に対する客観的評価法の開発に関する前向き観察研究

最終更新日 2021年7月29日

研究課題名

スポーツに伴う脳振盪に対する客観的評価法の開発に関する前向き観察研究

研究の目的・方法

目的

脳振盪は、繰り返すことで重症化したり、致命的な頭蓋内出血へ至る可能性がある点で重要です。本来、脳振盪は誰でも迅速に評価・判断できることが必要と思われます。一方で、現在の脳振盪評価は専門的な判断を必要とし、評価が難しいという課題があります。これに対し、本研究では「瞳孔や注意機能、前庭機能の検査」による脳振盪の客観的かつ簡便な評価法の開発をめざします。

方法

脳振盪と診断された患者様に対し、一般診療としての診療を行ないます。問診・診察、脳振盪の評価、前庭機能、瞳孔検査、注意機能検査などを評価します。必要な場合には脳の画像検査を行ないます。

研究の対象

脳振盪と診断された患者様で、脳振盪受傷後1週間以内に初回の評価が可能な患者様。特にスポーツに伴う脳振盪患者様を対象としています。

研究期間

許可日から2023年3月31日まで

研究に用いる試料・情報の種類

脳振盪患者様に対する診療・検査データを収集します。

試料・情報の取得と保管

本研究で得られた情報は匿名化情報(個人情報を含む)にするとともに対応表を作成します。また、個人と記号の対応表を外部から切り離されたコンピューターに保存します。なお、同意はいつでも撤回できることを保証し、同意撤回時には本人の意向に沿って情報を廃棄し、個人情報管理責任者が保存している対応表からも除かれます。

研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスク及び利益

本研究で実施する臨床検査は通常の経過観察で行なわれる検査及び治療目的の範囲を越えず、それによって研究対象の患者様に本研究への参加による大きな不利益が生じることはありません。また、本研究により患者様へ生じる健康被害や予測されるリスクもありません。

お問い合わせ先

本研究に関するご質問・ご相談等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますので下記連絡先まで電話またはFAXでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者様もしくは患者様の代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象といたしませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者様に不利益が生じることはございません。

研究責任者(研究への利用を拒否する場合の連絡先)

〒235-0012 神奈川県横浜市磯子区滝頭1-2-1
横浜市立脳卒中・神経脊椎センター
脳神経外科 三宅 茂太
電話番号:045-753-2500(代表)

このページへのお問合せ

脳卒中・神経脊椎センター管理部総務課

電話:045-753-2500

電話:045-753-2500

ファクス:045-753-2859

メールアドレス:by-no-somu@city.yokohama.jp

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