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肥満と夕食

芸術の秋・スポーツの秋・食欲の秋・・・

最終更新日 2021年10月26日

食べ物も美味しく、服装も厚着になるとともに体型の変化に油断しやすくなりますので、食べすぎによる体重増加には特に注意が必要な季節ですね!
私もコロナの影響で太ってしまい最近ダイエットと運動を始めました。
睡眠時無呼吸症候群は誰にでも起こりうる病気ですが、肥満は症状を悪化させて重症の無呼吸となる場合があります。太って首回りや舌にも脂肪が付いてしまう舌が下顎に収まりきらず気道の方に押し出されて狭くなり無呼吸に陥りやすくなります。今回は肥満と深く関係がある夕食を摂る時刻について考えてみましょう。

「脂肪は夜作られる」と言われています。これには理由があります。
当然のことながら、夜間寝ている間はエネルギー消費量は少なくなります。そして余ったエネルギーは脂肪として蓄えられます。また、睡眠中は交感神経より副交感神経の働きが優位となります。副交感神経はエネルギーを脂肪に蓄える働きがあります。
それ以外にも、最近は「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質が注目されています。BMAL1は体内時計を調整する遺伝子に結合するタンパク質の一つで、体内に脂肪を溜め込む酵素を増やす働きを持っています。体内リズムによって増減し、午後10時から午前2時頃が最高レベルで、最も少ない午後3時の約20倍にもなります。「夜遅くに食べると太る」という分子レベルでの理由です。
一方、遅い食事は睡眠時無呼吸症候群の直接の原因にもなります。胃に食べ物が入っている状態で横になると、内容物が喉の方まで上がってきやすくなります。すると、身体は防御反応として気管に内容物が入らないように気道を狭めて呼吸を止めて誤嚥から守ろうとします。食べ物が胃から小腸の方に進んでいくのには3から5時間くらいかかります。したがって、夕食は肥満防止の面からも呼吸の面からも早めに済ませることが理想です。
秋は美味しい食べ物がたくさんあり、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。食べる量に気を付けることと同時に食べる時間にも気を付けましょう。

臨床工学技士 M


※この記事は院内配架しているCPAP新聞No.125をホームページ用に再編したものです。

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