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在宅サービス利用者調査
最終更新日 2020年3月10日
単純集計
1 本人の状況
- 記入者(問1)
「家族」が半数、「本人」が4割
- 現在の所在(問2)
「自宅」が9割
- 性別(F1)
女性2/3、男性1/3
- 年齢(F2)
75~85歳が4割、85歳以上が33%
- 居住区(F3)
「鶴見区」が最も多く7.2%、「瀬谷区」が最も少なく2.9%
- 居住地域の特性(F4)
「高度成長期以前からの住宅地」が5割、「それ以降の郊外の住宅地(ニュータウン等)」が13%
- 世帯構成(F5)
「子や孫などと同居」が4割強、「夫婦二人暮らし」が26%、「ひとり暮らし」が22%
- 介護保険料所得段階(F6)
「第3段階」が3割、「第2段階」が2割、「第1段階」が1割
- 入所申込み(F7)
申込みを「している」のは1割のみ
2 現在の身体状況等
- 要介護度(問3)
「要介護1」の割合が37%で増加傾向
- 介護が必要になった原因(問4)
「脳血管疾患」「高齢による衰弱」「骨折・転倒」「関節疾患」「認知症」が5大要因
- 日常生活自立度(問5)
「日常生活はほぼ自立」「屋内生活はおおむね自立」が7割で増加傾向
- 要介護認定後の状態変化(問6)
「変わらない」が46%
- 要介護状態が良くなった原因(問6-1)
「自分で動くようにしたため」が過半数
- 要介護状態が悪くなった原因(問6-2)
約半数が「老化の進行」
- 受療状況(問7)
「定期的に通院」は77%、通院が増加、訪問診療や往診は微減
3 主な介護者について
- 主な介護者(問8)
「配偶者」及び「子または子の配偶者」が6割超、「ホームヘルパー等介護の専門職」が18%、介護者不在は6%
- 主な介護者の年齢(問8-1)
65歳以上が約半数、介護者はさらに高齢化傾向
- 介護者との同別居(問8-2)
8割以上が「同居」
- 介護者の健康状態(問8-3)
介護者自身が要支援・要介護のケースが2割超
- 介護者の在宅の状況(問8-4)
日中独居の高齢者が3割超
- 在宅介護の問題点(問9)
「特になし」が27%、「介護者の精神的負担」が16%、「介護者の身体的負担」が11%
4 住宅の状況と在宅介護継続について
- 住宅形態(問10)
「持ち家」が全体の8割
- 介護サービス利用と住まいに対する考え方(問11)
自宅での介護継続意向が8割を占め、増加傾向
- 在宅生活継続に必要なサービス(問11-1)
現状でよいという意見が3割超
- 住み替え希望の理由(問11-2)
「介護している家族の負担が大きいため」が約3割
5 サービスの利用状況
- 在宅サービスの利用状況(問12)
約半数がホームヘルプサービス、4割がデイサービスを利用
- 上限まで使っているか(問13)
6割が上限まで利用していない
- 上限まで使わない理由(問13-1)
「心身の状態から見て現状で十分」が半数、「家族が介護しているため」が4割
- 事業者側の理由で利用できないサービス(問14)
4割が「当てはまるものはない」
- 利用料の負担感(問15)
約半数が利用料に納得、36%に経済的な負担感有り
- ケアプランの満足度(問16)
7割が満足、満足している人は増加傾向
- サービスの質についての満足度(問17)
7割が満足
- 質に関する不満の相談先(問17-1)
4割がケアマネジャーに相談、4割弱はどこにも相談せず
6 今後のサービス利用意向
- 今後利用したいサービス(問18)
「緊急時の短期入所サービス」「歯科・眼科・神経内科・精神科などの訪問診療」がそれぞれ約3割
- 介護保険外のサービスの利用意向(問19)
「おむつの給付」「外出支援サービス」「訪問理美容サービス」「食事サービス」「訪問歯科診療」がそれぞれ約2割
7 介護保険制度について
- 今後のサービス水準と保険料のあり方(問20)
「現状程度でよい」が56%で、増加傾向
- 介護保険制度の評価(問21)
85%が肯定的に評価
- 良いと評価する理由(問22-1)
家族の介護負担の軽減、受けたいサービスを受けられることへの評価が高い
- 良くないと評価する理由(問22-2)
1/4が「制度が維持できるか不安」と感じている
クロス集計
8 クロス分析
1) 要介護度、介護が必要となった要因について(問3、問4)
- 日常生活自立度別 要介護度(問3×問5)
日常生活自立度と要介護度は概ね一致
- 世帯構成別 要介護度(問3×F5)
要介護3以上の割合は、「ひとり暮らし」1割弱、「夫婦二人暮らしで二人とも65歳以上」3割弱、「子や孫などの同居」4割弱
- 要介護度別 介護が必要となった原因度(問4×問3)
要介護度が低いほど「高齢による衰弱」「骨折・転倒」が多く、要介護度が高いほど「脳血管疾患」が多い、要介護3以上では「認知症」も多い
2) 要介護認定後の状態変化について(問6)
- 要介護度別 要介護認定後の状態変化(問6×問3)
要介護度によらず「変わらない」が4割超、要介護度が高くなるほど「良くなった」が減り、「悪くなった」が増える傾向
- 主な介護者別 要介護認定後の状態変化(問6×問8)
主な介護者が「配偶者」の場合「良くなった」、「子または子の配偶者」では「悪くなった」が多い傾向、介護者が不在でも必ずしも状態は悪化していない
- 主な介護者の年齢別 要介護認定後の状態変化(問6×問8-1)
介護者の年齢が高くても必ずしも状態は悪化していない
- 介護者との同別居別 要介護認定後の状態変化(問6×問8-2)
介護者が別居であっても必ずしも状態は悪化していない
- 介護者の健康状態別 要介護認定後の状態変化(問6×問8-3)
介護者が要支援・要介護でも必ずしも状態は悪化していない
3)主な介護者について(問8)
- 要介護度別 主な介護者(問8×問3)
要介護3で介護者がいない割合は0.8%、要介護4、5ではいずれも0.4%
- 日常生活自立度別 主な介護者(問8×問5)
寝たきりや寝たきりに近い状態で介護者がいない割合は1%未満、自立度が低くなるほど主な介護者が「配偶者」である割合が高い
4) 在宅介護の問題点について(問9)
- 要介護度別 在宅介護の問題点(問9×問3)
要介護度が高くなるにつれ、介護者の「精神的負担」「身体的負担」が高まる
5)介護サービス利用と住まいに対する考え方について(問11)
- 日常生活自立度別 介護サービス利用と住まいに対する考え方(問11×問5)
施設入所意向は全般に1割未満だが、自立度が低下するほど高まる傾向
- 主な介護者別 介護サービス利用と住まいに対する考え方(問11×問8)
介護者が「配偶者」である場合8割超が、介護者がいない場合でも65%が在宅継続意向
- 住宅形態別 介護サービス利用と住まいに対する考え方(問11×問10)
在宅継続意向は「持ち家」の場合8割、「公営住宅」で75%、「民間賃貸住宅」では6割
6) 介護サービスの利用状況について(問12)
- 要介護度別 在宅サービスの利用状況(問12×問3)
要支援、要介護1は「訪問介護」、要介護2~4は「通所介護」、要介護5は「訪問入浴介護」「訪問看護」を半数以上が利用
- 要介護認定後の状態変化別 在宅サービスの利用状況(問12×問6)
要介護度が悪化している人は「通所介護」「福祉用具」の利用が4割超
- 主な介護者別 在宅サービスの利用状況(問12×問8)
「配偶者」は「訪問介護」「福祉用具」、「子または子の配偶者」「その他親族」は「通所介護」、家族・親族以外は「訪問介護」を利用
7)上限まで使っているかについて(問13)
- 要介護度別 上限まで使っているか(問13×問3)
要介護度が高まるほど「上限まで利用」が増加
- 主な介護者別 上限まで使っているか(問13×問8)
介護者がいない場合の「上限まで利用」は7%で全体(15%)の半分にとどまる
8) 事業者側の理由で利用できないサービスについて(問14)
- 区別 事業者側の理由で利用できないサービス(問14×F3)
「短期入所」は区により充足度の差が大きい
- 地域性別 事業者側の理由で利用できないサービス(問14×F4)
農・漁・林業地域で「通所介護」「短期入所」が、商業地域、準工業・工業地域で「短期入所」が不足
9)利用料の負担感について(問15)
- 要介護度別 利用料の負担感(問15×問3)
要介護度が大きいほど利用料を負担に思う傾向があり、要介護4、5の13%が「負担が重くならないようにサービス利用量を調整」
10) ケアプランの満足度について(問16)
- 要介護度別 ケアプランの満足度(問16×問3)
要介護度によらず7割超が「満足」
11) サービスの質の満足度について(問17)
- 要介護度別 サービスの質についての満足度(問17×問3)
要介護度が高まるほど不満が高まり、要介護5では11%が不満
12) 今後利用したいサービスについて(問18)
- 要介護度別今後利用したいサービス(問18×問3)
要介護3以上で「訪問診療」「緊急時のショートステイ」「家族が休むための短期入所サービス」の希望が高い
13) 介護保険外のサービスの利用意向について(問19)
- 要介護度別 介護保険外のサービスの利用意向(問19×問3)
要支援・要介護1は「特になし」、要介護2は「外出支援サービス」、要介護3以上は「おむつの支給」「訪問理美容サービス」
14) 今後のサービス水準と保険料のあり方について(問20)
- 保険料所得段階別 今後のサービスと保険料のあり方(問20×F6)
所得段階が低いほど「サービス水準をおさえても保険料が安いほうがよい」(所得段階1で14%)
- 要介護度別 今後のサービス水準と保険料のあり方(問20×問3)
要介護度による差はほとんどない
15)介護保険制度の評価について(問21)
- 保険料所得段階別 介護保険制度の評価(問21×F6)
介護保険料所得段階によらず8割が肯定的
- 要介護度別 介護保険制度の評価(問21×問3)
要介護度による差はほとんどない
- 主な介護者別介護保険制度の評価(問21×問8)
主な介護者が「いない」もしくは「ホームヘルパー等介護の専門職」の場合、半数超が「よい」と高い評価
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