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化学消防車

最終更新日 2023年8月7日

化学消防車は、ガソリンなどの危険物による火災に対応するための車両です。
危険物火災は、水による通常の放水ではなく、泡状の消火薬剤を放水することで消火を行います。化学消防車には、この消火方法に必要となる水、泡消火薬剤及び資機材が積載されています。
当局には、大型、Ⅰ型、Ⅱ型、特Ⅲ型の化学消防車があります。

大型化学消防車

大型化学消防車は、他の化学消防車より大きく、石油コンビナートなどの大規模な危険物火災に対応するため、A-1級ポンプ装置及び容量2,000リットルの泡原液タンクを装備した車両です。
当局では、大型化学消防車、大型高所放水車(大型化学高所放水車)、泡原液搬送車を石油コンビナート火災に対応するための部隊通称“3点セット”として市内2か所に配備しています。

大型化学消防車の画像
大型化学消防車

化学消防車(Ⅰ型)

化学消防車(Ⅰ型)は、A-2級ポンプ装置、容量1,000リットルの水槽、容量300リットルの泡原液タンクを装備し、主に内陸地区の車両火災や小規模化学火災に対応するための車両です。通常は、普通消防隊に配置され、一般火災にも対応しています。

化学消防車(Ⅰ型)の画像
化学消防車(Ⅰ型)

化学消防車(Ⅱ型)

化学消防車(Ⅱ型)は、ヘリポートにおける航空機の火災その他事故に対処するための車両です。A-2ポンプ装置、容量1300リットルの水槽、容量500リットルの泡原液タンク及び二酸化炭素消火設備を装備した車両で、横浜ヘリポートに配備されています。

化学消防車(Ⅱ型)の画像
化学消防車(Ⅱ型)

化学消防車(特Ⅲ型)

化学消防車(特Ⅲ型)は、石油コンビナートなどの大量石油類の火災に対処するための車両です。A-1級ポンプ装備、容量1,500リットルの水槽及び容量1,200リットルの泡原液タンクを装備しています。
なお、この化学消防車(特Ⅲ型)は、Ⅲ型化学車のポンプ性能や泡放射性能を向上させた、横浜市独自の車両で、災害時の消防活動を迅速かつ効率化を向上させるため、電動付ホースレイヤー、ホースレイヤー自動昇降装置、はしご昇降装置などが装備されています。

化学消防車(特Ⅲ型)の画像
化学消防車(特Ⅲ型)

このページへのお問合せ

消防局総務部施設課

電話:045-334-6405

電話:045-334-6405

ファクス:045-334-6517

メールアドレス:sy-shisetsu@city.yokohama.jp

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