このページの先頭です

中消防署開設100周年記念

最終更新日 2019年9月2日

2019年、中消防署は開設から100周年を迎えます。

1859(安政6)年6月2日(旧暦)、横浜は開港しました。
開港に伴い「外国人居留地」が設けられ、諸外国との文化の交流により、横浜は急速に発展します。
1919年(大正8年)、勅令第350号「特設消防署規定」が公布され、5府県(大阪府、京都府、兵庫県、愛知県、神奈川県)
に「消防署」という組織を置くことが定められました。
これを受けて、神奈川県は「第一消防署」(現在の西消防署)、「第二消防署」(現在の中消防署)を設置し、同年9月1日
から事務を開始しました。
現在までの間、横浜は数々の大火災と、1923(大正12)年の関東大震災及び1945(昭和20)年の横浜大空襲による
壊滅的な惨禍を経験しています。
その度に、消防に従事する人々が力を合わせ、この地を守るため立ち向かってきました。
そして、この地に暮らす先人たちは困難に直面する度に、不屈の精神で街を復興させ、今の中区を築き上げてきました。
2019(令和元)年9月1日、中消防署は開設から100周年を迎えます。
そこで、区民の皆様に中消防署の歴史を伝え、さらなる地域防災力向上の発展に寄与するように、開設100周年では
以下のキーワードをもとに事業を展開します。

1. 中消防署の歴史を後世に伝えます。
2. 過去の大災害の教訓を未来に引き継ぎます。
3. 100周年という節目を通じて、地域防災力向上の発展に寄与します。

現在に生きる私たちは、いつかまた直面する災難に対し、十分に備え、正しく行動することで、この歴史ある中区を次の
世代に引き継いでいきましょう。

開港の地における消防のあゆみ

江 戸  (~1867年)

<消防の組織>
幕府直属の「定火消」や「火付盗賊改方」などの諸役があり、地域では「町火消」が活躍していました。
<消防活動>
消火人足が大槌(おおつち)大刺又(おおさすまた)を使って建物を破壊し延焼を防止しました。庶民の家は元々すぐに倒せるように釘やかすがいを使わず建てられており、建物構造に詳しい鳶の職人などが火消を担っていました。

明 治  (1868年~1912年)

<消防の組織>
明治に入り、「定火消」などの幕府の諸役は廃止されたが、町火消は「消防組」として再編成されました。公の消防は警察署がその事務を取り扱うこととされました。
<消防活動>
西洋式腕用ポンプや蒸気ポンプが導入され、江戸時代以来の破壊消防から注水消防へと移行していきました。明治中期になると上水道を活用した消火栓が用いられるようになり、消防力は飛躍的に発展していきました。

初めて整備された居留地消防隊の屯所
中消防署開設の地に初めて整備された居留地消防隊の屯所 Ⓐ

居留地消防隊

外国人居留地では「居留地消防組」が編成され、洋装に真鍮製ヘルメット、腰には手斧をさげ、最新鋭の蒸気ポンプを真っ先に導入するなど、町火消を祖とする消防組とは異なる様相でした。

大 正  (1912年~1926年)

<消防の組織>
勅令により横浜市内に2つの「消防署」が設置されました。この時代、消防署は警察組織の一部でした。消防組は引き続き地域の消火の重要な担い手として、公設消防と協力して活動していました。
<消防活動>
資機材が蒸気ポンプからガソリンポンプへと移行し、これを自動車に搭載したポンプ車が配置されるようになりました。消火栓の活用と併せて消火能力は格段に進化しました。

初代第二消防署庁舎
初代「第二消防署」庁舎となったレンガ造の建物 Ⓐ                     1919年、この庁舎において「消防署」として事務を開始

昭和初期 (1926年~1945年)

<消防の組織>
関東大震災で壊滅的な被害を受けた「第二消防署」は、「山下町消防署」と改称され、昭和3年に新庁舎が竣工しました。「消防組」は戦時体制の中通常の火災のほか空襲に備える組織として「警防団」として再編成されました。
<消防活動>
昭和8年、日本初の救急車が山下町消防署に導入されました。戦時の影が深まる中、警防団は空襲の焼夷弾による火災に対応するため、住民と共に「バケツリレー」による防火訓練も行っていました。

二代目の消防署庁舎
二代目の消防署庁舎 空襲の被害を免れ平成6年まで使用

昭和中期 ~ 現在 (1945年~)

<消防の組織>
昭和23年、消防組織法の施行により、消防は警察組織の一部から市町村の管理となり、ここに自治体消防制度が確立されました。これに合わせて戦時体制下の組織であった「警防団」は廃止され、「消防団」が発足しました。
<消防活動>
社会情勢に合わせて火災の様態も多様化していく中、これに合わせて消防装備もはしご車や化学消防車、救助工作車などの様々な車両へと進化しました。現在中消防署では、本署と4出張所において、約200名の職員と34台の消防車両を配置して、消防団と共に横浜市の防火防災のため活動しています。

中消防署の主力消防車
現在の中消防署の主力消防車 第二消防隊

※資料写真のうちⒶは横浜開港資料館所蔵資料、Ⓑは横浜市史資料室所蔵資料を表す。

この街を次世代に引き継いでいくために

私たちが暮らすこの横浜市は、30年以内に震度6弱以上の地震が起こる確率が80%を超えています。横浜市で調査した被害想定では、中区内の被害は最大で1万件以上の住宅が全半壊し、また1万棟以上が火災で焼失するとされています。
この被害を軽減するために、私たち一人ひとりが正しく備え、地域が協力して訓練するなど「自助」と「共助」の取り組みを強化し、地域防災力を向上していきましょう。

中消防署開設100周年記念「開港の地における消防のあゆみ」

中消防署開設100周年記念事業

横浜開港資料館企画展示 横浜市中消防署開設100周年記念「横浜の大火と消防の近代史」

日時:令和元年11月2日(土曜日)~令和2年1月26日(日曜日)
場所:横浜開港資料館(横浜市中区日本大通3)
詳しくは下記チラシをご参照ください

中消防署 100th Anniversary 大感謝際 「~未来に託す防災のバトン~」

日時:令和元年11月9日(土曜日) 10時00分~(予定)
場所:神奈川県庁前路上(横浜市中区日本大通1付近)
消防、警察、自衛隊の車両の展示、防災、救急イベント

中区防災減災講演会

日時:令和元年11月30日(土曜日) 14時00分~
場所:横浜開港記念会館
消防署開設100周年を記念した講演会を実施します。

広報事業

山下町消防出張所100周年記念デコレーション

消防出張所前のディスプレイスペースを、100周年を記念したデザインにします。

中区総合防災フェア(9月28日)

ハローよこはま(10月13日)

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページへのお問合せ

消防局中消防署総務・予防課

電話:045-251-0119

電話:045-251-0119

ファクス:045-251-0119

メールアドレス:sy-naka-sy@city.yokohama.jp

前のページに戻る

ページID:849-115-526

先頭に戻る