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こんろからの火災を防ごう!!

最終更新日 2020年10月12日

こんろによる火災の発生状況

横浜市内において令和元年中に発生した火災は685件で、そのうちこんろが原因となって発生した火災(以降、『こんろ火災』)は83件でした。
その内、住宅火災に目を向けると全262件中60件が『こんろ火災』となっており、住宅火災の火災原因トップでした。

令和元年中住宅火災の主な原因のグラフ

使用放置や消し忘れにご用心

実際の火災事例

  • こんろに火をつけ、豚の角煮を作っていたところ、寝てしまい、時間の経過とともに鍋の中身が炭化し空焚き状態になり、その後出火した。電話がかかり、ガスコンロから離れてしまい食用油から発火
  • 揚げ物を作るため、食用油の入った鍋を加熱しようとガスこんろに点火した後、電話がかかってきたため、その場を離れたところ、時間の経過とともに食用油が過熱し出火した。(食用油は油の温度が360℃以上で発火します。)
  • 使い終わった油を処理するため、冷めた油に油処理剤を入れ、加熱しているときにその場を離れてしまい出火した。

3点とも、その場にいれば、もしくは火を消していれば火災には至らなかった事例です。

予防対策

・調理中はその場を離れない。

・袖口をまくるなど、衣服に火が付かないように注意する。

・コンロ周りを整理整頓し、燃えやすいものは置かない。

・グリル内はこまめの手入れし油かすなどをためない。

・安全センサーのついたSiセンサーコンロを使用する。

食用油の過熱による出火に注意!!

令和2年9月末までに市内で発生した住宅火災212件のうち、コンロ火災は47件発生し、そのうち45%にあたる21件が食用油の過熱によるものでした。

注意点

・食用油過熱出火の21件のうち10件は油過熱防止装置が設置されているにもかかわらず、温度センサーがついていないバーナーで揚げ物などをしている際に出火してます。

・温度センサーが付いているバーナーでも、鍋が小さかったり油の量が少なかったりした場合には、油量の上昇が速くなるため、センサーが作動する前に出火する可能性があります。

予防対策

・揚げ物は、油過熱防止装置のセンサーが設置されているバーナーで調理する。

・油は食材全体が十分につかる量(200ml以上)を使用する。

・鍋の大きさや形状は、機器の取扱説明書に記載されている基準のものを使用する。

・モード切替のあるコンロでは、調理方法にあった専用モードを使用する。

・鍋底や温度センサーに付着した焦げや汚れは、温度検知の妨げになるので取り除く。

食用油が発火する前には発煙現象が発生しますので、調理中の出火防止には住宅用火災警報器(煙式)の設置も有効です。

安全装置付きこんろ(Siセンサーコンロ)

Siセンサーコンロとは、全てのバーナーに安全センサーを搭載したこんろです。平成20年10月以降に販売されている全てのこんろが、Siセンサーコンロとなっています。

Siセンサーコンロの主な機能

  • 油の温度を感知して鍋底の温度が250℃になると自動的に消火して、油の発火を防ぐ『調理油過熱防止装置』
  • 煮こぼれなどで火が消えると、ガスを遮断する『立ち消え安全装置』
  • こんろと魚焼きグリルの火を一定時間で消火する『消し忘れ消火機能』

以上の機能が標準装備されているため、万が一火を消し忘れるようなことがあっても、火災の発生を防ぐことができます。

Siセンサーコンロのマーク及び写真

まだ、Siセンサーコンロを使用していないご家庭では、交換を検討してみてはいかがでしょうか。

着衣着火は大きな被害に

調理中にこんろの火が袖口に燃え移るなど、火が着ている服に着火した火災を着衣着火と言います。

実際の火災事例

こんろの奥の物を取ろうとして、ガスこんろの上に手を伸ばした際、火が着衣の袖に接近し着火。
※衣服に火が燃え移ると、重度のやけどや死亡事故につながる可能性があります。以下の注意点と対処法を知っておきましょう。

注意点

  • ゆったりした服での調理は避けましょう。
  • 調理時はアームカバーやエプロンをつけましょう。
  • 防炎製品(火がついても燃え広がらず、火種を取り去れば消える加工がされた製品)を活用しましょう。

対処法

万が一、炎が衣類に燃え移ってしまったら、慌てずに落ち着いて近くの水をかけて消火するか、タオルなどで叩き消してください。
背中などで手が届かず、水による消火ができない場合は、その場に倒れて左右に転がり消してください。

こんろのお手入れ、周囲の整理整頓をしましょう。

こんろの油汚れを掃除するのは大変ですが、これらを放置したまま使用していると、こびりついた油が加熱されて出火する危険性があります。また周囲に燃えやすいものを置いておくことも、火災につながる危険性があります。

実際の火災事例

  • グリルで調理中、グリルの受け皿に溜まった魚の油が過熱され出火した。
  • こんろ上の雑物を整理しないまま、やかんをコンロに乗せ点火したため、周囲の雑物にこんろの火が燃え移り出火した。

注意点

  • グリル内はこまめに清掃しましょう。
  • こんろ周りの汚れを防ぐために、こんろの周りや下に、新聞紙やビニールシートを引くことは大変危険ですので、絶対にやめましょう。
  • こんろから壁面までの距離を十分に取りましょう。

電気調理器(IH調理器、電気こんろ、電気クッキングヒータ等)は安全?

『こんろ火災』というと、実際に火を使うガスこんろからの火災をイメージし、「火を使わない電気調理器から、火災は起こらない。」と思われるかもしれません。
しかし、こんろ火災の内9件は、電気調理器から起こっており、火を使わないからといって油断はできません。

飲食店での『こんろ火災』が増えています。

住宅でのこんろ火災は、Siセンサーコンロや住宅用火災警報器の普及により減少しているものと考えられます。一方、飲食店や店舗などのこんろは、安全装置がない大口こんろが多いため、火災に至ることが多いと推測されます。
使用中はそばを離れないこと、使用後はスイッチを切ることや、周囲を整理整頓することなど、これまで紹介してきた注意事項を同様に守ってください。

こんろは日常生活には欠かせないものですが、そのほとんどは使用者の不注意により火災が発生しています。この機会にもう一度こんろからの出火防止について考えてみましょう。

このページへのお問合せ

消防局予防部予防課

電話:045-334-6406

電話:045-334-6406

ファクス:045-334-6610

メールアドレス:sy-yobo@city.yokohama.jp

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