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職員インタビュー 地下鉄保守技術員(電気)

最終更新日 2019年3月22日

新羽電気区 保守技術員 K.K.
2014年入局。上永谷保守管理所を経て、現在は新羽保守管理所に所属。
法学部出身という異色の経歴の持ち主で、変電所の巡視点検や駅電気設備の定期点検もきっちりこなす。

万全の電気系統を目指し、駅から駅へ飛び回る。

 「駅の電気回路で漏電しているから対応してくれないか」「遮断機が操作できない」。
 自分たち、新羽電気区の保守技術員のもとには、日々こうした一報が飛び込みます。

 実は昨晩も宿泊勤務の仮眠中に「変電所の機器が故障した」と通報があり、朝方まで障害対応をしてきたんです。
 先輩と二人で現場に急行し調べたところ、「原因は、機器内の基盤故障だな」と。
 しかし予備の基盤はなく、交換基盤が届くまでの間、作動しない機器に代わって手動で操作していたんですよ。
 無事基盤の交換を終え、始発が動きだした時はホッとしました。

 こんな風に変電所の点検から、蛍光灯やコンセントなど駅電気設備の補修まで、電気に関わる全ての保全を担うため、駅から駅へと走り回る毎日です。

畑違いの自分を、先輩が支えてくれた。

 私は法学部出身で、入局時の段階で電気に関する知識はゼロ。
 同期に理系出身者が多い中、明らかに周回遅れからのスタートでした。
 しかし宿泊勤務で班を組んだ先輩に、それこそ中学2年で習うオームの法則から、工具の使い方、普段の業務のやり方まで、食らいつくように学んだんですね。
 中でも叩き込まれたのが危険性をどう予知し、安全に作業するか。
 例えば線路に沿って走る750Vの給電用設備(サードレール)の補修も行うのですが、作業中は送電を止めるとはいえ、同僚の作業状況が見えないと事故に繋がる。
 そこで「完了しました」「〇〇はまだしてません」といった密なコミュニケーションを忘れるなと。指差称呼も体に染みつくくらい繰り返すので、自宅の鍵を閉める時すら「施錠ヨシ!」とやってしまうほどです。

どんな障害にも、原因と解決方法はあるから。

 この仕事で一番大変なのは、障害発生の原因がわからない時ですね。
 しかしどんな小さな異常にも必ず原因はあるんです。
 現場でわからない時は事務所に駆け戻って図面を調べ直し、ベテランの先輩の知恵も仰いで機器の分解・診断に挑む。そうして「これか!」と解決策が見つかった時は、それまでの不安も吹き飛びますね。
 これまで必ず解決に至ってきたとはいえ、根が心配性だからでしょうか、たまに漏電の夢を見ます(笑)。
 実は自分の父は佐渡島で電気工事業を営んでいるんです。正直、子どもの頃は父の仕事に興味がなかった。
 でも電気保全の仕事に就いた今、雪がちらつく中でもお客様のもとへ修理に駆けつけた父の気持ちがわかる気がします。
 それは“誰かのために”という想い。
 そしてその気持ちさえあれば、横浜市交通局では未経験から始められるので、興味がある人はぜひ目指してみてはどうでしょうか?

一問一答

 Q:心に残る上司の一言は?
 A:「作業前の準備と後確認が大切だ」。どの作業にも通ずることだなと。
 Q:宿泊勤務はどのくらい?
 A:3日に一回、月に10回ほど泊まっています。今では体が慣れてきました。
 Q:同僚の鉄道マニアはいる?
 A:机に模型を飾る人や、PCのデスクトップが電車という方がいます。
 Q:座右の銘は?
 A:「初志貫徹」。基本的に物事を途中で投げ出すのは嫌いなので。

K.K.さんからひとこと

交通局主催のお客様感謝祭「はまりんフェスタ」の保守車両体験コーナーも自分達が設営しています。
嬉しそうに車両に乗る子ども達の中から未来の技術者が出たらいいな。

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