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職員インタビュー バス乗務員養成枠

最終更新日 2019年3月27日

保土ヶ谷営業所 バス乗務員 T.T.
民間企業での整備職を経て、2018年7月、バス乗務員養成枠に入局。
2019年1月より正規職員になり、保土ヶ谷営業所でバス乗務員として活躍中。元整備士だけにバスの状態も瞬時にわかる。

未経験の自分を、教官はイチから鍛えてくれた。

 下町情緒が残る弘明寺界隈の細くうねった難所の道を、自ら運転するバスでうまく通り抜けられた時は「よし!」と手応えを感じました。養成枠での空車訓練でのこと。
 バスは車体が大きい分、当初は道幅が狭く感じられ、正直運転が怖かった。
 しかし同乗する教官の直接指導のもと、一日一日と経験を積んでいったんです。
 「危険だと思ったら停まれ。停まる勇気も必要だ」「誰が道路にいるか人間観察しろ」。
 そんな助言通り、常に危険を予測して「あの自転車、車道に出てきそうだな」と速度を落とすと、やはり自転車が出てきたりする。
 こうした危険察知能力のほか、接遇や車内アナウンスもつきっきりで教わった訓練は、まさに私の財産です。

営業所勤務、乗車訓練、そして運転士デビューへ。

 前職の整備の仕事で大型車に触れるうちに「バスを運転したい」との思いが膨らみ、結婚と30歳を機に挑戦したのが、未経験でも乗務員を目指せる養成枠でした。
 公務員としての心構えや接客態度をイチから身に付ける研修の傍ら、大型二種免許取得のため教習所に通わせてもらえたのは有難かったですね。
 先輩には「絶対、免許取ってこい。全てはそこからだ」と叱咤され、取れた時は皆で喜んでくれた。
 そして営業所研修では、電話対応から壊れたバス停を引きずりながら回収する力作業まで体験したのですが、裏方の大変さを実感できたのは貴重だったなと。
 中でも免許取得後の3カ月、来る日も来る日も実技教習を指導してくださった教官への恩は忘れません。
 実はそのおかげで1週間前に運転手デビューを果たせたんです。
 正直、緊張の連続でした。空車と違い満員の車はブレーキが利きにくく、逆にアクセルは慎重に踏まないと、立っているお客様がぐらついてしまう。ミラー越しに車内を見渡し「この先、揺れますのでご注意ください」と呼びかけるなど意識を集中し続けるので、終点に着くと汗だくです。
 そんなある日、お客様が「慎重な運転がよかった」と声をかけてくださり、「ああ、見ていてくださるんだな」と。そうした方々の日々を守るためにも「今日も無事故で」とバスに心で呟きつつ、運転席に乗り込む毎日です。

目指すは乗務員の頂点、マスタードライバー。

 目下の夢は最短でマスタードライバーになること。
 これは、無事故無違反は勿論、接遇態度も優れた乗務員のみが認定される称号なんです。審査するのは覆面添乗員なので毎日が真剣勝負。大変ではあるものの、認定の証“帽子に一本線”を得て、自信を持って市民に貢献したいんですよね。
 ビルの谷間から朝日が射し込む瞬間を、バスでしか出会えない時間を、お客様と共有できる仕事っていい。そして最後に、転職を決めた時、背中を押してくれた妻よ、ありがとう。
 君が育った横浜の役に立てるよう精一杯頑張ります。

一問一答

 Q:マスタードライバー制度って何?
 A:無事故無違反で接遇などに優れた乗務員を認定する、交通局独自の称号制度です。
 Q:印象に残っている上司の言葉は?
 A:「交通パートナーを守る」。お客様は勿論、歩行者や他車も守れと学びました。
 Q:営業所の先輩について教えて。
 A:寒い時期、乗務から帰ると「あったかいの、飲め」と缶コーヒーをおごってくれる(笑)。
 Q:運転中、好きな景色はある?
 A:朝一の運転の時、ビルの谷間から見える朝日が清々しくて格別です。

T.T.さんからひとこと

横浜市交通局なら大型二種免許の取得費用は負担してもらえるので、免許がなくても諦める必要はありません。
大型車が好きな人はぜひ!

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