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歴史の散歩道 3-5

最終更新日 2018年7月13日

第三章 日野川沿いの鎌倉古道

五 青木神社

風土記マップ
拡大図(画像:87KB)

「日野川沿いの道」は吉原橋の所で、更に内側に切り込むようにして、正覚寺(地図1)の前を通る。松本山の山号を持つ浄土宗の寺である。創建は正長元年(1428年)と伝えられ、浄岸廃寺もこの寺に併合されている。10月25日に営まれる「双盤念仏供養」は「かながわ民俗芸能50選」に選定されている。

更に松影橋の手前で道を横切って古道を辿ると、福聚院(ふくじゅいん 地図2)に至る。高野山真言宗、室町期の創建と伝えられる。ここの境内には、優しい顔の馬頭観音や元禄年間(1700年前後)造立の地蔵と観音の庚申塔があり、民俗資料として貴重である。

大久保に入り、青木橋を渡ると、実は上大岡になるが、その地内に滑り込むように青木神社(地図3)が鎮座している。青木神社は大久保・最戸の鎮守でかつては多々久郷六か村(久保・最戸・別所・中里・弘明寺・井土ヶ谷)の総社であったと伝えられているが、創建や勧請の年など、詳しいことはわからない。大久保にあった鳥居下の地名はこの社に関係があるといわれている。明治までは、大久保の自性院(じしょういん)が別当であったが、明治6年、村社に列せられた。祭神の久久能智(くぐのち)神は、木の精霊、樹木が生き生きと伸び、よく繁るさまを神格化したものであり、子孫の繁栄、土地の開発の祖神として勧請されたものと思われる。この社はもとの名前が鵺住(ぬす)宮といったものを「ヌストの宮」となまったとも、宮全体が地滑りしたともいわれ、伝承と謎に満ちた神社である。



「こうなん道ばたの風土記」(改訂版)は「港南の歴史研究会」の編集により、平成11年10月に発行されたものです。

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