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歴史の散歩道 1-3

最終更新日 2018年7月13日

第一章 金沢道と森・杉田道周辺

三 上大岡の丘から鹿島神社へ

風土記マップ
拡大図(画像:71KB)

上大岡の丘を更に進むと、高野山真言宗の真光寺(地図1)がある。「新編武蔵」に「古刹なること論なし」とあり、草創年代、開基、開山は詳らかでないが、弘明寺に次ぐ古刹であるといわれている。同寺は大正一二年までは字入ノ前(現、上大岡幼稚園の所在地)にあったが、関東大震災で倒壊したので昭和三年現在地に移転した。その後の老朽化のため昭和四六年再度新築した。入母屋造りで奈良唐招提寺にあやかり、大屋根の両端にし尾を飾り、横浜市内有数の寺観を呈している。また、境内には室町時代型式の石灯篭(いしとうろう)・宝暦一二年の六地蔵など多くの石仏がある。真光寺から上の山頂にあたる天王ヶ谷の高台(地図2)は蒔田城から笹下城や玉縄城への狼煙台(のろしだい)として、利用されたようだ。ここからの眺望は雄大である。

更に墓地脇を通り、上大岡小学校の方へ向かうと、元禄一〇年の庚申塔(地図3)と寛政一〇年の馬頭観音塔が坂道に建っている。ここは、かつては雑木林で森公田村(もりくでんむら、現、森が丘)への小道が通っていた。上大岡小学校正門前の石段を下りると道祖神(地図4)があり、その右手には上大岡東二丁目を水源とする大正時代の簡易水道跡があり、今もこんこんと水が涌き出ている。

金沢道へ道をとると鹿島神社(地図5)がある。境内の鬱蒼(うっそう)と茂る樹木は静寂の気を漂わし、鳥居をくぐり五一段の石段を登ると、本殿・神楽殿がある。左手には文政二年建立の区内では珍しい刻像の堅牢地神塔があり、石段の下には寛政八年の巡拝塔などがある。



「こうなん道ばたの風土記」(改訂版)は「港南の歴史研究会」の編集により、平成11年10月に発行されたものです。

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