No.326 港南区版  令和6年 12月号 5面 家庭で取り組む脱炭素行動  横浜市では、地球温暖化の主な原因であるCO2(二酸化炭素)排出量のうち、家庭部門からの排出が約3割を占めています。そのため、家庭での皆さんの普段の取り組みがCO2排出量の削減に大きく貢献します。  家庭での取り組みは、光熱費の節約にもつながります。毎日の生活の中で、無理せずCO2排出量削減に取り組んでみませんか? 横浜市域CO2排出量 1,604(万tーCO2)(2022年度速報値)  家庭部門 27.5%  業務部門 19.9%  産業部門 10.5%  エネルギー転換部門 18.4%  運輸部門 20.8%  廃棄物部門 3.0% 家庭でできる脱炭素行動(年間CO2削減量及び電気料金年間節約額) ●温水洗浄便座の使用後はふたを閉める  ふたを閉めた場合と開けたままの場合を比べると、年間CO2削減量17s、約1,080円の節約 ●エアコンの暖房時の室温は20℃を目安に  外気温6℃の時、21℃を20℃に下げて1日9時間使用で、年間CO2削減量25.9s、約1,650円の節約 ●暖房時にカーテンやブラインドを閉める ●重ね着をしたり、膝掛けなどを活用したりする ●太陽光発電でエネルギーを自給自足 ●テレビを見ないときは消す ●白熱電球から電球型LEDに替える  2,000時間使用で、CO2 削減量 39.9kg、約2,883円の節約 ●冷蔵庫は詰め込まない  庫内の物を半分にすると、年間CO2削減量21.4s、約1,360円の節約 出典:経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」 省エネチャレンジ 港南2024 脱炭素行動に取り組んで応募しよう! 参加方法 実施期間中に取り組んだ脱炭素行動を用紙に書いて申し込みます。 実施期間 12月11日(水曜日)から 7年1月10日(金曜日) 申込み 1月17日までに「横浜市電子申請・届出サービス」または各申込システム(初めて横浜市電子申請システムを利用される人は、利用登録が必要です)または専用チラシに取組内容と行事名・郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を書いて郵送か直接区役所5階55番窓口へ ※専用チラシは、区役所や区内区民利用施設(地区センター、地域ケアプラザ等)で配布 抽選でソーラーグッズをプレゼント! ・ソーラーランタン 30人 ・ソーラーモバイルバッテリー 20人 ・ソーラーミニカー 10人 温暖化対策パネル展@図書館  港南図書館で、温暖化対策に関するパネル展を開催します。 期間 12月11日(水曜日)から26日(木曜日)  関連書籍の配架も行います。 問合せ 区役所企画調整係(電話:045-847-8327 FAX:045-846-2483) 被災地派遣職員インタビュー 市の防災に関する取り組みは1ページから3ページに掲載しています。  港南区から石川県志賀町(しかまち)に被災地派遣されている保健師のインタビューを紹介します。  この機会に災害に対する日頃の備えについて考えてみませんか。 Q. 派遣の概要を教えてください。 A. 4月から1年間の予定で志賀町に派遣されています。志賀町は海岸線の美しい自然豊かな町です。人口は約1万8千人で高齢化率は45%を超えています。  能登半島地震での最大震度は7で、人的被害、家屋の倒壊や上水道の断水などの物的被害も多数発生しました。 Q. どのような業務をしていますか? A. 主に、避難所や仮設住宅、個人宅訪問を通じて、被災住民の心身の健康状態を確認し、必要なフォローにつなげています。特に、仮設住宅に移ったばかりのタイミングは環境の変化による心身の負担が大きく配慮が必要なので、きめ細かな対応を心掛けています。 Q. 被災地派遣を通じて考える、日頃からできる備えはありますか? A. まずは、日常生活の中で少しでも災害時のイメージを持つことだと思います。   物資の備蓄以外にも、「発災から1か月後、自分はどこでどのように過ごしているか」など発災後の生活も、ぜひ一度、想像して周りの方と話してみてください。 問合せ 区役所健康づくり係(電話:045-847-8438 FAX:045-846-5981)