No.316 港南区版  令和6年 2月号 5面 働きながら、自治会町内会長やっています 自治会町内会って、正直どんなことをやっているのかわからない… いろいろな役割を求められそうで心配… そう思っていませんか? 今回は現役で働いている自治会町内会長さんを紹介します。 退職してからじゃないと自治会町内会の活動はできないな、なんて思っている皆さん! ぜひご一読ください! 三井団地自治会 狩俣会長 56歳  お仕事:製造業 管理職  趣味:ミニSL製作 自宅の機械で金属加工をして作ります 若い世帯とスマホでつながり、年配世帯と笑顔でつながる  会長としての主な活動は、地域で受けたお困りごとの相談を担当する組織につないだり、自治会の行事の企画をしたりすることです。  自治会役員の皆さんの負担を減らすためラインを活用し、定例会は1時間で終わらせるようにしています。役員のライングループを作り、報告内容を事前に集め、効率化を図っています。議事録もラインで配信し、お仕事の都合などで欠席した人も会議の内容を把握できるようにしました。  個別の連絡も、電話ではなくラインかメールで行っています。仕事と自治会活動との両立のこつは、業務を抱えすぎず「ゆるく」やることです。子どもにとって親が地域で頼られる姿を見るのは素敵な思い出になります。ぜひ、自治会活動にご参加ください! 私のある日の自治会町内会活動  21時に仕事から帰宅。夕食後に自治会の配布物を仕分けし、役員にラインで連絡。その後は趣味の時間で、実際に人が乗れるミニSLを製作しています。地域のイベントで子どもたちに乗ってもらうことも。 あざみ町内会 村本会長 65歳  お仕事:保険代理店 管理職  趣味:落語、野球観戦 プロの落語家の教室に通っています! バランスの良いスケジュール管理で人の輪を広げよう  会長として、月1回の執行部会などを開催したり、町内会行事や消防訓練などを実施したりしています。仕事との両立のために、バランスよくスケジュールを立てるようにしています。会長としてどうしても外せない業務は優先しますが、他の町内会の業務は、本業の仕事の都合に合わせて重要度に応じて調整しています。  執行部ではライングループを作り、連絡を密に取ることで役割分担が明確になりました。結果、効率よく活動できるようになり、仕事との両立がしやすくなったと思います。  町内会の業務を通して、自分の住む地域の方はもとより、他の自治会町内会の方や地域のさまざまな団体の方とも面識が増えました。この人的ネットワークは、私にとって大きな財産です。 私のある日の自治会町内会活動  日中は趣味の落語イベントの運営に携わり、夕方の空いた時間に、町内会館で会議の資料の準備をしました。   自治会町内会活動に参加するにはどうすればいいの?  お住まいの自治会町内会の掲示板や回覧板などで、イベントや活動情報を確認できます。ぜひ、地域の活動に参加してみましょう。自治会町内会の連絡先が分からない場合は、区役所地域運営推進係にご相談ください。 自治会町内会に加入するには? ●お住まいの地域の自治会町内会の役員の人などに連絡をする。 ●二次元コードから、区役所を通して申込みをすることもできます! 問合せ 区役所地域運営推進係(電話:045-847-8391 ファクス:045-842-8193)