【全国都市緑化よこはまフェアのレガシー】新横浜公園 メドウガーデンへのお誘い
最終更新日 2019年3月26日
人と自然のために、『野草の咲く草原』花壇をはじめよう!
Creating a Wildflower Meadow Garden
~未来に残したい風景を想い描いて~
ガーデンデザイン Paul Smither
日本で、かつては当たり前に見られた、色とりどりの野草の咲く草原は、今ではほとんどが失われ、あまり見ることができなくなってしまいました。
「第33回全国都市緑化よこはまフェア」をきっかけとして、新横浜公園の環境を活かし、未来に残したい風景を想い描きながら、蝶や虫や鳥、小動物たちの生まれ育つガーデンづくりに取り組んでいます。
ガーデンデザイナーのポール・スミザーさんにデザインをお願いし、ボランティアのみなさんとワークショップをしながら作った花壇です。生物多様性に配慮し、遊水地という厳しい環境にも負けずに育つような宿根草をメインに植栽しています。
この場所が、私たちにとっても、懐かしく美しい、子供も大人もみんな一緒にのびのびとホッとできる居場所となるよう願っています。
第33回全国都市緑化よこはまフェア~港北区事業~のレガシー
2017年3月18日、よこはまフェアの港北区事業で新横浜公園にメドウガーデンが誕生しました。
その後、新横浜公園管理事務所のご協力で、ボランティアの方々によるメドウガーデンクラブが結成され、宿根草について学びながら、メンテナンスをしています。
ガーデンの植物は、四季折々の表情を見せてくれています。新横浜公園にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください!
メドウガーデンの様子
2017年6月
植え付けてから、3か月が経ちました。小さかった苗が元気に生長し、次々と花を咲かせています。
エキナセア、キリンギク(リアトリス)、ミソハギ、キャットミント…
ボランティア活動の様子はこちら(日産スタジアム:スタッフブログ『メドウガーデンクラブ』の活動が始まりました!)(外部サイト)
7月
オミナエシの黄色い花が咲いてきました。
ボランティア活動では、小雨の降る中、雑草取り。チカラシバに混じって生えてくるカヤツリグサを抜きます。似たような葉なので見分けるのが大変ですが、勉強になります。
8月
花壇の周囲には、メドウガーデンをゆっくり見ていただくための小路ができました。植物には名前を表示しました。
ボランティア活動の様子(日産スタジアム:スタッフブログ「メドウガーデンクラブ活動報告~ネームプレートを設置しました!~)(外部サイト)
10月
チカラシバ、ムーレンベルギア カピラリスの穂が上がってきました。日が当たるとキラキラ光ってきれいです。グラス好きの方には、たまらないですね。
ナガボノシロワレモコウも、驚くほど立派に育っています。