(3)歯科健診 歯・口腔の病気は自覚症状がないまま進行することが多いです。毎日の適切なセルフケアに加え、定期的に歯科健診を受け、生涯にわたって健康な歯・口腔を維持することが重要です。 市民の行動目標:定期的に歯のチェック 現状・課題: ○妊婦歯科健康診査の令和3年度における受診率は43.0%でした。妊娠期はむし歯や歯肉炎が進行しやすくなる等、母子の健康に関わる重要な時期のため、歯や口の健康の大切さについて、引き続き啓発を行うことが必要です。 ○1年間に歯科健診を受けた人の割合は、平成25年度の47.9%と令和2年度の48.2%とでは変化しておらず、引き続きの取組が必要です。 目指す姿:若い年代から、定期的に歯科健診を受けています。 目標:定期的に歯科健診を受ける人を増やします。 指標(直接成果): ・妊婦歯科健康診査受診率 直近値:43.0% (令和3年度) 目標値:40%以上 (令和6年度) 横浜市子ども・子育て支援事業計画で設定した令和6年度の目標値を第3期健康横浜21の目標値とし、横浜市子ども・子育て支援事業計画にて新たな目標値を設定後、第3期健康横浜21の目標値として改めて設定する。 ・20歳代から60歳代における過去1年間に歯科健診を受けた者の割合 直近値:48.2% (令和2年度) 目標値:55%以上 (令和14年度) 取組を推進する10の視点の中で特に取り入れるもの ①将来を見据えた健康づくり ②性差を踏まえたヘルスリテラシー支援 ③ナッジやインセンティブの活用 ⑤つながりで進める健康づくり ⑦デジタル技術の有効活用 ⑩前計画からの継続課題 行政の取組 育ち・学び/働き・子育て/稔りの世代への取組内容: ○入手しやすい方法で、歯や口の健康に関する情報を発信します。 ○学校や事業所等と連携した、学生や働き世代への口腔ケアの重要性等、各世代に応じた必要な情報の啓発を行います。 ○歯科疾患と生活習慣病をはじめとした全身疾患との関連性の啓発について、生活習慣病対策と連携して取り組みます。 関係機関・団体の取組 働き・子育て/稔りの世代への取組内容: ○歯周病検診受診率の向上、歯周病と全身疾患の関連に関する啓発活動を推進します。 ○口腔粘膜疾患の啓発活動を推進します。 育ち・学び/働き・子育て/稔りの世代への取組内容: ○歯科口腔に関する正しい情報発信、多職種協働による市民参加型のイベントを開催します。