感染症に気をつけよう。2026年6月号、2026年6月15日発行。 1、横浜市の感染症流行状況。 ア、侵襲性肺炎球菌感染症。  肺炎球菌が血液や髄液などに侵入し、菌血症や髄膜炎などを起こす感染症です。  乳幼児や高齢者に多くみられます。注意してください。 イ、腸管出血性大腸菌感染症。  気温が高くなる季節に患者数が増加する疾患です。  今後の動向に注意してください。 ウ、ましん。  感染力の非常に強い疾患で、空気感染します。はしかとも呼ばれます。  海外渡航歴のない、国内感染の報告例がありました。 2、今月のトピック。 今月のトピックは肺炎球菌感染症です。 肺炎球菌という細菌を原因とする感染症です。 肺炎球菌は、健康な人でも、鼻や喉の奥に常在していることがあります。 咳やくしゃみなどにより、飛沫感染します。 発症すると、発熱、咳、黄色や緑色のたんが出る、などの症状が現れます。 また、肺炎、中耳炎、副鼻腔炎などを起こします。 菌血症や髄膜炎を伴う肺炎など、症状が重くなることもあります。 感染予防として、ワクチンの定期接種の制度が設けられています。 小児については、無料で接種ができるのは生後2か月から5歳未満となります。 初回3回、追加1回の、計4回の接種をおすすめしています。 標準的な4回接種のスケジュールは、初回として、生後2か月から7か月未満の間に接種を開始し、生後12か月までに27日以上の間隔をあけて、3回接種します。 追加として、3回目の接種後60日以上の間隔をあけて、生後12か月以降に1回接種します。 追加接種は、12か月から15か月の間が、標準的な接種時期です。 成人については、年齢その他による制限があり、対象の方のみが定期接種の対象となっています。 横浜市が実施する、定期予防接種のお問合せは、横浜市予防接種コールセンターで承ります。 電話番号、045-330-8561 にお問合せください。 これからの季節は、夏の感染症に注意して過ごしてください。