感染症に気をつけよう。 2025年11月号、2025年11月17日発行。 1、横浜市の感染症流行状況。 ア、インフルエンザ。   報告が一定数を超え、流行警報が発令されています。患者は10歳未満が全体の約50%を占め、15歳未満が全体の約75%を占めています。 イ、百日咳。   患者数はピークからは減少しましたが、依然多い状態が続いています。引き続き注意が必要です。 ウ、梅毒。   患者数の多い状態が2021年頃から続いています。年齢層は幅広く、10歳代の報告もあります。 2、今月のトピック。 今月のトピックはインフルエンザです。 11月12日に流行警報が発令されました。今後の動向に注意が必要です。 定点と呼ばれる、行政に患者数を報告することになっている医療機関から、毎週、患者数が報告されます。 報告のあった患者数の平均を、定点あたり患者数と呼びます。 警報を発令する目安は30人以上とされており、患者数がそれ以上となったため、11月12日に警報が発令されました。 患者数は9月初旬から増加しており、学級閉鎖の報告も相次いでいます。 感染の拡大を防ぐために、一人ひとりが基本の対策をしっかり行いましょう。 手洗い、咳エチケット、定期的な換気など、基本的な対策を心がけましょう。ワクチン接種は早めに行いましょう。 横浜メディカルダッシュボードで、最新の感染症流行状況を、チェックしましょう。