第2回 横浜市ふれあいショップ運営主体選定委員会 会議録 日時 令和元年8月19日(月) 9時30分〜16時30分 場所 松村ビル別館502会議室 出 席 者 眞保委員長、野本委員、新田委員、森島委員 欠席者 森委員 開催形態 非公開 議題 1 開会 2 障害福祉部長あいさつ 3 議事 (1)選定基準の確認 (2)応募事業者からのヒアリング・採点 (3)選定 ア 事務局から各委員採点結果の集計報告 イ 意見交換(提案事業者に対する総評等) ウ 運営主体候補の決定 4 閉会 決定事項 運営主体候補の決定 議  事 1 開会 2 障害福祉部長あいさつ 3 議事 (1)選定基準の確認 企画書等評価基準の各項目について確認 (2)応募事業者からのヒアリング・採点 @A者:プレゼンテーション及びヒアリング、質疑・採点を実施 AB者:プレゼンテーション及びヒアリング、質疑・採点を実施 BC者:プレゼンテーション及びヒアリング、質疑・採点を実施 CE者:プレゼンテーション及びヒアリング、質疑・採点を実施 DF者:プレゼンテーション及びヒアリング、質疑・採点を実施 EG者:プレゼンテーション及びヒアリング、質疑・採点を実施 (3)選定 ア 事務局から各委員採点結果の集計報告 (事務局)集計結果は、A者:275点、B者:341点、C者:194点、E者:276点、F者:138点、G者:252点であった。最低基準点は240点以上となる。 イ 意見交換(提案事業者に対する総評等) (A者) ・コミュニティカフェ運営を通じ、地域とのネットワークについて実績が十分にある。 ・法人としての活動実績も十分にある。 ・新市庁舎整備計画との調和、本事業の趣旨を十分に理解している。 ・経営状況について、好転しているものの、わずかに債務超過が生じている。 (B者) ・法人全体の財務状況は安定している。 ・ふれあいショップをすでに2か所運営しているが、黒字経営となっている。 ・市内農家から協力を受けて地産地消メニューにこだわるなど、ふれあいショップの本来部門で横浜らしさを意識しており、かつ計画が具体的である。 ・障害者の働きやすさが具体的に考えられている。 (C者) ・障害者雇用や実施事業など、法人としての実績は十分にある。 ・フランチャイズ店としての出店が全面に出されており、新しい横浜の顔となる新市庁舎内に設置されるショップとして「横浜らしさ」をどう打ち出していくのかがわからなかった。 ・超短時間雇用を掲げ、聴覚以外の障害種別も雇用を見据えているということであったが、その他の障害に対する合理的配慮についての考え方が伝わってこなかった。 (E者) ・法人の活動実績は十分にある。 ・これまで培ってきたネットワークを十分に活用し、幅広い分野からの外部協力体制を計画している。また、法人内に事業部を新設するなど、本事業に対する意欲が十分に感じられる提案となっている。 ・店長予定者が決まっておらず、実際に現場を管理する人材の理解や熱意の確認ができなかった。 ・商品力の高いパンや弁当を主力商品として掲げているが、売上の見込みが非常に高く、企画している商品でそこまでの売上が見込めるのか、不安が残る。 (F者) ・困難を抱える若者支援や雇用実績があり、社会的活動への法人姿勢が感じられる。 ・経営状況について、大規模店舗の閉店等の影響を受け、債務超過が拡大している。 ・障害者雇用の経験が乏しく、合理的配慮が今一歩踏み込んだものになっていない。 ・就労啓発事業、新市庁舎整備計画との調和など、具体的な提案が不足している。 (G者) ・法人の活動実績は十分にある。 ・これまでの活動実績を生かし、本事業を通した当事者目線でのバリアフリー、ノーマライゼーションの推進をしていきたいという意欲が強く感じられた。 ・就労啓発事業に多くの事項を掲げているが、具体的な進め方の提案が不足している。 ・刊行物販売について業務仕様のみの提案となっており、障害者雇用の場として具体的にどのように運営するのか等、わからなかった。 ウ 運営主体候補の決定 採点結果のとおり、運営主体候補者をB者として決定。 事務局から、運営主体候補となったB者は、公益財団法人横浜市知的障害者育成会である旨伝える。 <運営主体候補に対する意見・要望> ・横浜の新しい顔となる新市庁舎に設置するショップとして、発達障害や精神障害など、さまざまな障害種別の雇用も検討してもらいたい。 ・横浜市や中間支援組織としっかり連携して、地域に根付いたショップになっていってほしい。 ・障害者雇用について最低賃金の除外は行わず、最低賃金を必ず保証している法人の姿勢は素晴らしいと思うが、業務への貢献度や習熟度の評価など、その人ひとり一人の特性を考慮した賃金体系も検討してほしい。 4 閉会