第3章 第4期障害者プランの基本目標と取組の方向性 生活の場面1 住む・暮らす 1−1 住まい (1)障害状況に合わせた住まいの選択肢の充実 障害のある人の希望やその人の状況に合わせて、いろいろな種類の住まいを準備していきます。 主な取組 ●民間住宅入居の促進 民間賃貸住宅に入居しやすくなる支援 ●サポートホーム事業 生活面のアセスメントの仕組みの検証と地域への拡充 (2)高齢化・重度化を踏まえた住まいの構築 障害のある人がお年寄りになっても、障害が重くなっても、安心して住み続けられるように、住まいの準備や、バリアフリー改修などを進めていきます。 主な取組 ●高齢化・重度化対応グループホームの検討・拡充 今の取組の検討と拡充 ●高齢化・重度化対応バリアフリー改修事業 バリアフリーなどの回収にかかる費用の補助 1−2 暮らし (1)地域での生活を支える仕組みの充実 今ある障害福祉のサービスを充実させていくことで、障害のある人が安心して暮らせるように、みんなで支える仕組みを作ります。 主な取組 ●障害者地域活動ホーム事業 日中活動やショートステイなどを実施する拠点 ●精神障害者生活支援センター事業 相談・助言や食事・入浴などを提供する拠点 (2)本人の力を引き出す支援の充実 障害のある人が住みたいところで暮らすために必要な、その人が持つ力を引き出すためのサポートを引き続き行っていきます。 主な取組 ●障害者自立生活アシスタント 社会適応力を高める助言などの支援 ●後見的支援制度 日頃から寄り添い、地域で見守る体制づくり 1−3 移動支援 暮らしていくうえで必要な外出だけでなく、自分が好きなことをするための外出など、いろいろな外出ができるように支援します。 主な取組 ●移動情報センター運営等事業の推進 一人ひとりに合った情報提供や人材育成など ●重度障害者等への移動支援の拡充 公共交通機関での外出が難しい人への支援 1−4 まちづくり 誰もが安心して移動でき、自分の意思でいろいろな施設を利用できるなど、心おきなく生活できるまちを作っていきます。 主な取組 ●福祉のまちづくり推進事業 環境整備と福祉教育の取組 ●公共交通機関のバリアフリー化 駅エレベーター設置やノンステップバス導入の補助など