タイトル
障害について考える
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目の前に、長い階段があります。
体力に自信がある人は簡単に登れますが、高齢の人や車いすを使っている人は登るのが困難です。
この階段は、人によっては「障害」となります。
もしもエレベーターがあれば、階段を登れない人にとっても「障害」はなくなり、誰もが先に進むことができます。
障害を病気等による個人的な問題ととらえるのが、障害の「医学モデル」の考え方です。
医学モデルだけでなく、障害は生活する上でバリア（障壁）となる社会の制度や仕組み等によって生じるとする考え方を「社会モデル」と呼びます。
バリアを取り除くために、社会全体で責任を持って取り組むことが大切です。

コラム
障害者権利条約
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2006年に国際連合で「障害者権利条約」が採択されました。
採択の際のスピーチで世界盲人連合会長のキキ・ノルドストローム氏の語った、”Nothing about us,without us!（私達のことを、私達ぬきで決めるな！）”という言葉が、全ての障害のある人の共通の思いを表しています。
※出典：外務省・文部科学省ホームページ