No.30　新年のご挨拶

　あけましておめでとうございます。健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
　さて、1月７日に「金沢区賀詞交歓会」が自治会町内会、地域活動団体、企業などの関係者の皆さま約６００名にご出席をいただき、盛大に開催されました。日頃からお世話になっている皆さまが１年に一度、一同にお集まりになる貴重な場をお借りして、日頃からの感謝を込めてご挨拶をさせていただきました。
　昨年は、２月２日の新公会堂完成記念式典で、区民の皆様からいただいたスタインウェイのピアノを、金沢区出身の小田和正さんに弾いていただいたことが、とても印象に残りました。また、泥亀公園の完成や金沢八景駅周辺のまちびらき等もあって街並みが大きく変化し、金沢区にとって節目の年になりました。
　その一方で豪雨や台風による被害があり、自然の力が非常に強くなっていると感じた年でもありました。被害にあわれた皆様には、改めて心よりお見舞い申し上げます。
　そして今年は令和最初の正月を迎えた年となりました。“令和”の言葉の出典となった「万葉集」の歌に「初春の令月にして気淑(きよ)く風和(かぜやわら)ぎ」とあります。その言葉のように“風が穏やかな”、災害がない年になってほしいと願っています。
　また、４月には「三井アウトレットパーク」が拡充整備されます。八景島やブランチ横浜南部市場などと共に魅力あふれる施設がシーサイドラインで繋がることで、多くの観光客が行き交い、新たな賑わいが創出されることを期待しています。
　金沢区は、大規模な産業地域と住み良い環境、２つの大学と多くのレジャー施設があり「職・住・学・遊」がバランスよく存在するまちです。これに職と住を結び「職住近接のまち」、学と遊を結び「賑わいのまち」と様々な特徴を結びつけることで、金沢区にさらなる魅力が生まれると考えています。より良い金沢区となるよう、そのような「繋ぐ」ことを大切にしながら区政運営を進めてまいります。
　今後とも変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。