広報よこはま 金沢区版 令和7年6月号 No.332


気をつけよう! 夏場の食中毒
 夏は気温や湿度が高くなり、細菌による食中毒が発生しやすくなります。
 食中毒を予防するポイントを知り、家庭での食中毒を予防しましょう!

予防のポイント 食中毒予防の3原則

つけない
・こまめな手洗い
 手にはさまざまな細菌が付着しています。調理を始める前、生肉や魚介類、卵を触った後や、トイレに行った後などには必ず手を洗いましょう。
・調理器具の使い分け
 まな板や包丁は肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて使い分けできると安全です。使用後はその都度よく洗い、消毒しましょう。

増やさない
 生鮮食品や冷蔵品、冷凍品など温度管理が必要な食品は購入後、できるだけ早く冷蔵庫や冷凍庫に入れて低温で保存しましょう。
 調理後は長時間放置せずに、すぐに食べるか、早めに冷蔵庫に入れて保存しましょう。

やっつける
 ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。
 特に肉料理は中心部までよく加熱しましょう。

問合せ:食品衛生係(4階406) 電話:788-7871 ファクス:784-4600



介護者相談
 「誰かに話を聞いてほしい」「イライラしてしまう」「心がもやもやする」など、家族の介護に関する不安や心配について、臨床心理士・カウンセラーによる相談を受け付けます。

利用できる人:高齢者の介護をしている家族など(本人または介護者が区内在住)

相談日時:各日2枠、1枠50分 要予約
偶数月・第3火曜日 ①10時~②11時~
6月17日 8月19日  10月21日  12月16日 2月17日
奇数月・最終木曜日 ①13時~②14時~
7月31日 9月25日 11月27日 1月29日 3月26日

相談場所:高齢・障害支援課 相談室(区役所4階)

申込み:高齢者支援担当(4階402) 窓口または電話:788-7777へ


もの忘れ相談
 認知症と疑われる人、認知症の人の介護をしていて対応に困っている人へ、専門医師による認知症に関する保健福祉相談を実施しています。

利用できる人:認知症ではないか心配されている本人やその家族、認知症の高齢者を介護していて対応に困っている人

相談日時:原則第2火曜日 午後 要予約

相談場所:自宅または金沢区役所(家族のみの相談の場合)

申込み:高齢者支援担当(4階402) 電話:788-7777へ

問合せ:高齢者支援担当(4階402) 電話:788-7777 ファクス:786-8872



金澤歴史 万華鏡
県立金沢文庫へのいざない

第七十回 『徒然草』に歴史あり
県立金沢文庫 学芸課長 道津 綾乃(どうつ あやの)

 中学生の古典の教科書に出ていた『徒然草』(つれづれぐさ)。副読本には、ひょうきんな帽子をかぶった作者・兼好法師(けんこうほうし)の肖像画や、へんてこな器をかぶったお坊さんが宴会の中心で踊る絵が載っていたのを覚えています。
 大人になり、奇跡的に金沢文庫の職員になった私は、本当に驚いたのです。あの絵はどちらも、金沢文庫所蔵だったとは!そしてまさか自分が、徒然草展を企画することになろうとは!!
 金沢文庫の徒然草資料の収集は、第二次世界大戦後すぐに本格化しました。一九六〇年の「兼好法師資料展」の展示目録序文には、この収集事業に「終戦後特に(中略)努力してきた」とあり、当館が敗戦を乗り越えるための事業でもあったことがわかります。
 今年は金沢文庫開館95周年。歴代の司書や学芸員がコツコツと集めたコレクションを、ぜひ味わいにいらしてください。

企画展「斜読徒然草(ななめよみつれづれぐさ)―近世読書のたのしみかた」
日時:5月23日(金)~7月13日(日)9時~16時30分(入館は16時まで)
費用:一般250円(150円)、20歳未満・学生150円(100円)、65歳以上・高校生100円、中学生以下・障害者は無料 ※()内は20人以上の団体料金
休館日:毎週月曜日

問合せ:県立金沢文庫(金沢町142) 電話:701-9069 ファクス:788-1060



できることから始めましょう
プラスチックごみ削減

海のプラごみが魚の量を上回る?
 世界全体で年間数百万トンものプラスチックが陸上から海洋へ流出しています。このままでは2050年までに魚の重量を上回る量のプラスチックが海洋を占めると予測されています※
※「THE NEW PLASTICS ECONOMY RETHINKING THE FUTURE OF PLASTICS」(エレン・マッカーサー財団、2016年)

プラスチックを燃やすとどうなる?
 プラスチックを燃やすと地球温暖化の原因となる温室効果ガスが多く発生します。温暖化は地球規模の気候変動を引き起こすとされていて、災害級の猛暑や記録的豪雨との関連も考えられています。

プラスチックごみを減らすため 私たちが今できること

action①
減らそう!!使い捨てプラ
マイボトルやマイバッグを使おう

action②
守ろう!!ごみ出しルール
街をきれいに 
ポイ捨てをしない
リサイクルを推進
分別を守る

action③
参加しよう!!街や海岸の清掃活動
プラスチックの海洋流出を抑制

問合せ:資源化推進担当(6階601) 電話:788-7808 ファクス:788-1937