広報よこはま 金沢区版 令和5年度9月号 NO.311 特集 大地震に備える訓練 地域防災拠点訓練  発災時には、地域の皆さんで協力して対応すること(共助)が不可欠です。地域防災拠点においてあなたは避難してきたお客様ではなく、避難所運営の協力者として、役割を持って行動することが求められます。いざその場面に直面したとき、すぐに行動に移れるよう、地域防災拠点についての理解を深め、自分の避難先となる地域防災拠点について確認しましょう。 地域防災拠点とは?  市内で震度5強以上の地震が観測された場合に地域の皆さんが中心となって開設・運営する避難所のことです。金沢区では26カ所の小中学校が指定されています。 地域防災拠点が持つ4つの機能 1.家屋の倒壊などにより家に住めない人が生活する 2.避難者や地域住民に必要な水・食料などを配布する 3.行政との情報交換を行い、避難者や地域住民に情報提供する 4.備蓄資機材を使って救助・救出活動を行う 主な地域防災拠点の訓練  地域防災拠点では、発災時を想定し、さまざまな訓練を実施しています。 ・区割り訓練 ・仮設トイレの設置 ・給水訓練 ・避難者受付 地域防災拠点の訓練に参加して、避難所で必要な知識を身に付けていただくとともに、地域の絆を深めましょう! 金沢区 地域防災拠点 一覧 1.小田小学校 2.富岡小学校 3.西富岡小学校 4.能見台小学校 5.並木第一小学校 6.並木中央小学校 7.並木中学校 8.並木第四小学校 9.西柴中学校 10.西柴小学校 11.西金沢学園 12.釜利谷小学校 13.釜利谷南小学校 14.釜利谷東小学校 15.八景小学校 16.文庫小学校 17.金沢小学校 18.高舟台小学校 19.大道中学校 20.大道小学校 21.六浦小学校 22.六浦中学校 23.朝比奈小学校 24.六浦南小学校 25.瀬ヶ崎小学校 26.能見台南小学校 check! 地域防災拠点訓練はおおむね秋頃から順次実施されます。 各拠点の訓練日時や内容などの詳細はお住まいの自治会、町内会に問合せください。 可能であれば訓練に参加し、自分の避難する拠点についての理解を深めましょう。 地域防災拠点を記載した「金沢区防災マップ」を区役所(6階603)で配布しているほか、区ホームページにも掲載しています。 「金沢区防災マップ」で検索 各拠点の割り当て地区についてはこちらから  「金沢区の避難場所一覧」で検索 自治会・町内会(地域)で行う防災訓練  地震発生から72時間(3日間)が生死を分ける境と言われています。大地震発生時には、消防隊、消防団員がすぐに現場に駆け付けられるとは限りません。また、最も被害を拡大する火災に対する消火活動を優先する必要があることから、救急車は一時運用停止する可能性もあり、すぐには行けません!そんな時、隣近所の助け合い(共助)が大きな力となります。定期的に自治会・町内会で防災訓練を実施しましょう。 防災訓練実施までの流れ 1.自治会・町内会長や防災担当等が訓練を企画します。 2.定例会などで訓練案を出し合い決定していきます。 3.消防署、消防出張所または消防団に相談します。 4.実施日等が決まったら、地域の皆さんに周知します。 5.訓練当日に向けて準備を進めていきます。 6.防災訓練を実施します。 7.終了後、訓練を振り返ります。 定期的な訓練を実施して災害に備えましょう。たとえ参加者が少なくても継続的に粘り強く実施することが大切です! 主な防災訓練の内容 ・救出訓練 ・搬送訓練 ・初期消火訓練 防災訓練時に併せて、自宅の住宅用火災警報器の点検を実施しましょう。 check! 〜住宅用火災警報器の点検方法は?〜 本体のテストボタンを押したり、点検ひもを引っ張ることで、ブザーや音声を確認します。無音は電池切れもしくは故障です!! 忙しくて、地域の防災訓練に参加できない人は… よこはま防災e-パークを活用ください! 〜いつでも・どこでも・災害に備えるうえで必要となる知識を動画で学ぶことができます〜 子どもも気軽に学ぶことのできるクイズもあります! ポケモンも出てくるよ! 修了証がもらえるよ! この特集に関する問合せ 【地域防災拠点訓練について】 防災担当(6階603)   電話:788-7706 ファックス:786-0934 【地域で行う防災訓練、住宅用火災警報器について】 金沢消防署 総務・予防課 電話・ファックス:781-0119