広報よこはま 金沢区版 令和4年12月号 No.302 第19回 横浜金澤七福神スタンプラリー  横浜金澤七福神※は、令和5年1月で19回目を迎えます。スタンプラリーは一日限定開催のイベントです。各寺社で配布される「スタンプラリーシート」にスタンプを押しながら、七福神巡りをお楽しみください。  7箇所全てのスタンプを押したら、ゴールの横浜・八景島シーパラダイスへお持ちください。先着1,000人に記念品(1人1点限り)を差し上げます。 ※御開帳期間は、1月1日(祝・日)〜8日(日)です 日時 1月8日(日)9時〜16時 ※荒天時中止 費用 参加費無料(なお、七福神の色紙500円、御朱印300円/1箇所) 《コース例》 ※回る順番は自由です 【スタート】「富岡八幡宮(蛭子尊)→「長昌寺(布袋尊)」→「京急富岡」駅 → 京急「金沢文庫」駅 →「正法院(福禄寿)」→「伝心寺(毘沙門天)」→「龍華寺(大黒天)」→「瀬戸神社(弁財天)」→ シーサイドライン「金沢八景」駅 → シーサイドライン「海の公園柴口」駅 →「寶蔵院(寿老人)」→ 【ゴール】 横浜・八景島シーパラダイス  ※なお、横浜金澤七福神巡りは一年中お楽しみいただけます 《マップ配布場所》各七寺社、横浜・八景島シーパラダイス、区役所、区内地区センター、区内京急線各駅、シーサイドライン金沢八景駅・八景島駅・新杉田駅、一般社団法人横浜金沢観光協会(洲崎町1-18) ※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、感染症対策を十分に施して開催します。御開帳並びにスタンプラリーに参加する際は、マスクの着用や手指消毒などのご協力をよろしくお願いします 開催の可否について(当日7時30分〜) 電話:050-3159-6791(一部の携帯、PHSからはかけられません) 問合せ:一般社団法人横浜金沢観光協会 電話:780−3431 ファクス:349-7035 金澤歴史万華鏡 県立金沢文庫へのいざない 第五十五回 法会(ほうえ)への招待 県立金沢文庫 学芸員 三輪 眞嗣(みわ しんじ)  日本に仏教が伝来して以降、教義を伝える、修学を深める、現世利益を祈るなどさまざまな目的のもとで仏教儀礼、すなわち法会が行われました。中世には朝廷や寺院にとどまらず、幕府、神社、各地の都市や村まで、至る所で多彩な法会が催されました。説法(せっぽう)に親しみ、芸能を楽しむ場でもあった法会は、中世人の文化と生活に深く根付いていたのです。  現在開催中の特別展「法会への招待」では、主に称名寺伝来の資料から、中世に花開いた法会の姿を読み解いていきます。この展覧会の会期は年末年始にあたりますが、年末に一年の過ちを懺悔(さんげ)する仏名会(ぶつみょうえ)、年始に玉体安穏(ぎょくたいあんのん)や鎮護国家を祈る後七日御修法(ごしちにちみしほ)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や国土の安穏などを願う修正会(しゅしょうえ)などの関連資料もご紹介します。  この年末年始はぜひ金沢文庫へお越しいただき、中世法会の豊穣な世界をご堪能ください。 資料名:「国宝 宮中記 鎌倉時代 称名寺所蔵・神奈川県立金沢文庫管理」 真言院で行われた後七日御修法の会場の図面です。金沢文庫で管理する「称名寺聖教」にはこうした法会の会場や僧侶の所作を記した図面がたくさん伝わっています。 特別展 法会への招待 日時:12月2日(金)〜1月29日(日)9時〜16時30分(入館は16時まで) 費用:一般500(400)円、20歳未満・学生400(300)円、65歳以上200(100)円、高校生100円 ※中学生以下・障害者は無料 ※( )内は20名以上の団体料金 休館日:毎週月曜日(ただし1月9日は開館)、12月28日(水)〜1月4日(水)・10日(火) 問合せ:県立金沢文庫(金沢町142) 電話:701-9069 ファクス:788-1060