広報よこはま 金沢区版 令和4年11月号 No.301 11月は児童虐待防止推進月間です 地域で 子どもの育ちを見守ろう みんなで 子育て 金沢区  金沢区子育て実態調査(令和元年度)によると、子育て世代の3〜4人にひとりは子育てに孤独感を感じています。  一方、近所づきあいについて、父母ともに「あいさつ程度」が最も多く、あいさつをはじめとした何らかのお付き合いがあることもわかりました。  地域の皆さんの温かな声掛けが、子どもの健やかな育ちを支えます。  親子が交流や関わりを持つ機会が広がるよう、まずは「あいさつ」から子育てを応援していきませんか。 【子育てのサポートはこんなところから】 1 まずはあいさつから  地域で顔を合わせたら、気軽にあいさつしてみましょう。「おはよう」「こんにちは」「いってらっしゃい」「気を付けてね」声を掛けることで気にかけていることが伝わります。  あいさつを交わすことで、親も地域とのつながりのきっかけになります。 2 話し掛ける・話を聴く  子育て中の親は、初めてのことも多く、育児への不安がいっぱいです。そんな時、ちょっとした話し掛けで、ほっとすることも。親子を受け止める声掛けがあると、安心して親も話がしやすくなります。 ○: ・かわいいね ・子育てがんばってるね ・いろいろ大変だよね ×:NG例 ・まだ〇〇できないの ・〇〇したほうがいい ・それ虐待よ 3 見守りつづける  あいさつや声掛けを繰り返していく中で、長い目で子どもの育ちを見守っていってください。  周囲の気遣いを感じ、何かあったときには話を聴いてもらえると知ることで、親子の安心につながります。  金沢区では、「みんなで子育て金沢区」を合言葉に、地域みんなで子どもを育てる雰囲気づくりを推進していきます。 【こどもからの相談】 聞かせてください あなたの気持ち  令和4年4月に金沢区こども家庭支援課に「こどもの権利擁護担当」が設置されました。10月からは「こども家庭総合支援拠点」として、子どもからの相談へも対応しています。  子ども自身の悩みに寄り添い、適切な支援へつながるよう、対応していきます。  LINEでも相談できます 《こどもからの相談先》 区役所こども家庭支援課 こどもの権利擁護担当(区役所4階404) 平日:8時45分〜17時  電話:788-7709 「オレンジリボン」を知っていますか?     パネル展示とオレンジリボンを配布します 11月18日(金)〜25日(金) 区役所1階ロビー  「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼び掛ける市民運動です。 あなたの胸にもオレンジリボンを ぼたんちゃん:虐待かな?と思ったら… 虐待は早い段階で周囲が気づくことが解決の第一歩です。心配だなと思ったら、まずはご相談・ご連絡ください。 ●区役所こども家庭支援課こどもの権利擁護担当  電話:788-7709(平日:8時45分〜17時) ●横浜市南部児童相談所   電話:831-4735(平日:8時45分〜17時) ●よこはま子ども虐待ホットライン  電話:0120-805-240(24時間365日) 付添犬とは  付添犬は、なんらかの被害を受けた子どもが、自分の受けた出来事について、安心して他者に伝えられるよう手助けをする犬です。  被害を受けた子どもは、裁判などで自分の被害について話をしなければならない時があります。その時、そっとそばに寄り添って負担を軽減してくれる付添犬も活躍中です。 付添犬:子どもたちみんなが安心して相談できるよう、応援しているワン! 写真提供:NPO法人子ども支援センターつなっぐ  NPO法人子ども支援センターつなっぐは、虐待や性被害、いじめなどの被害を受けた子どものワンストップセンターとして、多機関・多職種で連携して、子どもたちが必要とするさまざまな支援につなげています 【子どもの4つの権利】 ・生きる権利 ・育つ権利 ・参加する権利 ・守られる権利  1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」(日本は1994年に批准)は、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められたもので、18歳未満の子どもを権利をもつ主体と位置づけ、大人と同様ひとりの人間としての人権を認めるとともに、成長の過程で特別な保護や配慮が必要な子どもならではの権利も定めています。 悩んだら、ぜひ相談!! 金沢区内の子育て専門相談機関 地域子育て支援拠点とことこ(能見台5-6 2階)  火〜土9時30分〜15時30分  電話:780-3205  就学前の子どもと保護者が一緒に遊んで過ごせる親子の居場所です。子育てパートナーが子育ての悩みへアドバイスします。 区役所こども家庭支援課 こども家庭相談(区役所4階404)  電話:788-7728  保健師・助産師・社会福祉職が、妊娠中から思春期までの子育てに関する相談に応じます。 こども家庭支援センター さくらの木(能見台通16-25)  平日・土・日・祝日相談可10時〜18時  電話:355-0006  0〜18歳の子どものご家族を対象に心理士や社会福祉士が相談を受け、支援します。 この特集に関する問合せ こどもの権利擁護担当(4階404)  電話:788-7709 ファクス:788-7794