広報よこはま　金沢区版　令和4年6月号　No.296

地域を支え、共に歩むLINKAI横浜金沢

横浜市金沢団地協同組合 理事長　榎本　秀雄（えのもと ひでお）さん
　横浜市を代表する企業集積地域が金沢区の臨海部にあり、昭和46年、根岸湾を埋め立てて誕生した鳥浜町は、住工分離を目的とした公害対策として横浜市内から移転をしてきた中小企業が集積しています。
　鳥浜町に立地する企業・事業所のまとめ役として、さまざまな活動に取り組む「横浜市金沢団地協同組合」をご紹介します。

■地域や企業を支える縁の下の力持ち「横浜市金沢団地協同組合」
　昭和47年4月に鳥浜町で操業する中小企業によって設立され、組合と地域の皆様で協力しながら働きやすい環境づくりや、地域内の美化活動、ここで働く皆様の健康増進の取組などを実施しています。今年で50周年を迎えました。

■鳥浜町って？どんな企業が操業しているの？
　金属加工や化学、輸送、食品製造と多種多様な企業が操業しており、地域の皆様方のご協力により、幾多の試練を乗り越えて県下有数の工業団地として発展してきました。
　横浜ベイサイドマリーナや三井アウトレットパーク横浜ベイサイド、ブランチ横浜南部市場などが開業したことにより、街並みもずいぶん変わってきていますが、これからも、地域や企業を支える活動を推進し、共に発展に向けて歩んでいきます。


【横浜市金沢団地協同組合の地域貢献活動】
〈自助共助で地域防災も担います〉
金沢区や地域の皆様と協力して地域防災を担っています
　大震災が発生した際に地域を支援するため、横浜市の「災害時協力事業所制度（かなざわ強助隊）」に登録をしています。発災時はここで操業する企業それぞれの事業特性や保有する資格・技術を活かした応急活動や支援等を提供します。また、各企業・事業所で自衛消防組織を編成しており、自衛消防組織と金沢区が連携した消防訓練を毎年行っています。

〈美化活動をしています〉
　ひと昔前の鳥浜町は、ごみ等が多くありましたが、地域内の公園や道路などの清掃活動を月1回実施し、おかげさまで、現在はきれいな地域に生まれ変わり、「横浜市公園愛護会」、「横浜市ハマロードサポーター」へも参加しています。
　また、町内のバス通りの街路樹周辺に花を植える活動も年2回続けており、美しい地域を目指し、日々活動をしています。

［コラム］
　町内にある鳥浜公園は、1990年頃は暗く、ごみなどが多く見受けられましたが、企業の皆様の努力により、今は地域の憩いの場です。

この地域の詳細は：ホームページ「LINKAI 横浜金沢」で検索

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