広報よこはま 金沢区版 令和4年2月号 No.292 仕事探しをお手伝い  区役所では、生活にお困りの人の就労支援に向けて、その人に応じた支援を行っています。これから仕事を探そうと考えている人や探しているのに見つからない人など、一人で悩まず、まずはご相談ください。 Aさんの場合 【1】 Aさん:就職活動しているのに、仕事が決まらなくて困った。区役所に相談してみようかな。 【2】 生活支援課 自立相談支援員:これまでどんなお仕事をしていたのですか? Aさん:ずっと飲食店で接客の仕事をしていたから、それ以外はできないと思って。人と関わることは好きなのですが。 →Aさんは仕事探しの支援を希望し、ジョブスポットを利用することになりました。 【3】 ジョブスポット 就労支援ナビゲーター:人と関わる仕事はいろいろありますよ。広く仕事を探してみませんか? Aさん:経験がない仕事は自信がなくて不安です。私にできるでしょうか… 【4】その後… Aさん:ジョブスポットでは同じ担当者に相談ができ、介護の仕事に興味がわいて、就職できました。苦手な履歴書作成や面接のアドバイスもしてもらえてよかったです。 ジョブスポットとは…区役所内に開設されたハローワークの窓口です。きめ細やかにお手伝いします。ジョブスポットの利用には、生活困窮者自立支援制度の申込みが必要です。  他にも、就労に向けたサポート【就労準備支援事業・就労訓練事業】を行っています。  しばらく就労していないなど、すぐに仕事に就くことが難しい場合に、生活習慣の改善や就労に向けた基礎の力を身につける訓練を、関係機関のサポートを受けながら行うことができます。 ※事業利用には一定の要件があります 問合せ:生活支援係(4階405) 電話:788-7815 ファクス:788-7883 金沢図書館の本棚から 第41回 問合せ:金沢図書館(〒236-0021 泥亀2-14-5)電話:784-5861 ファクス:781-2521 休館日:2月21日(月)  新年最初の本の紹介は寅年にちなんで「虎」の本を選んでみました。 【おとな向け】 『虎と月』 柳 広司(やなぎ こうじ)/著 理論社  鬱屈した男が虎になってしまう物語、中島 敦(なかじま あつし)著の『山月記』。長らく教科書に載っているのでご存じの方も多いかと思います。『虎と月』はその後日談的な小説です。行方知れずの父が虎になっていると聞いた14歳の息子が主人公。「蛙(かえる)の子は蛙 虎の子は虎」自分もいつか虎になってしまうのか。そもそも父はどうして虎になったのか。父親の秘密を追って冒険の旅が始まります。著者の柳 広司は人気ミステリー作家。丸暗記するほど『山月記』を愛読して生まれたのがこの作品だとか。 ラベルの記号 913.6 /ヤ 2階一般書コーナー 【こども向け】 『おちゃのじかんにきたとら』 ジュディス・カ−/ 作 晴海 耕平(はるみ こうへい)/ 訳 童話館出版  ソフィーとお母さんは、突然現れたとらと一緒にお茶をいただきました。とらは、とても礼儀正しかったので、作りかけの夕ごはんや家にある食べ物をみんな食べてしまっても、二人は優しく見守っています。でも、とらが水道の蛇口からお水を全部飲んでしまったので、ソフィーはお風呂に入れません!お父さんの夕ごはんもなくなってしまいました!!さて、ソフィーたちはこのピンチをどう乗り越えるのでしょうか? ラベルの記号 絵本みどり/カ 1階児童書コーナー 金沢図書館からのお知らせ 定例おはなし会 期間:2月16日(水)15時30分〜16時【当日直接(申込不要)】 対象:1人でお話が聞ける子