広報よこはま 金沢区版 令和3年3月号 No.281 第24回 称名寺薪能 金澤能(かねさわのう) 日時:5月3日(祝・月)@14時開演(13時開場) A18時開演(17時開場) ※@、Aの公演内容は同じです。 ※新型コロナウイルス感染症の状況により、公演内容の変更または中止となる場合があります。 場所:金沢公会堂(区役所隣接)※泥亀2-9-1 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止のために2020年の称名寺薪能は中止となりましたが、本年は会場を金沢公会堂に移して開催します。感染症対策を十分に講じた上で、入場者数を制限し、2回公演を行います。 櫻間 右陣 (さくらま うじん)師より  昨年からの1年は今まで当たり前のように立っていた舞台がいかに尊い物であるかを考える時間となりました。  開催の実現が実に多くの方々のお力添えの賜物(たまもの)だということに想いをはせ、地域文化振興の一助となれる感謝を精一杯舞台に向かい合う事で表したいと思います。 【演目・出演者】 能「土蜘(つちぐも)」  櫻間 右陣(さくらま うじん) 師 〈あらすじ〉  病身の源頼光(みなもとの らいこう)のもとへ現れた怪しげな僧。頼光に糸筋を浴びせますが、逆に切りつけられて姿を消します。駆けつけた武者が血の跡を辿って葛城山(かづらきやま)に着くと、山陰から土蜘の精魂が現われ、千筋の糸を投げて襲い掛かりますが、やがて退治されます。  蜘蛛の巣糸を投げかけて襲い掛かるシテと頼光や武者が対峙(たいじ)する劇的な展開。鬼神の退治は感染症収束の願いを込めたものでもあります。 【演目・出演者】 狂言「口真似(くちまね)」野村 萬斎(のむら まんさい) 師 〈あらすじ〉  酒乱で有名な客を体よく追い返そうとした主(あるじ)は太郎冠者(たろうかじゃ)に自分の言う通りにするように言い付けます。太郎冠者は言い付けを守ろうと主に言われたことをそのまま客に言い、主の振る舞いを同じように客に対して行ない…。  主の言う通りにすることは主の真似をすること、という太郎冠者の勘違いによるトラブルが面白おかしく描かれます。 チケット販売 ●前売券 @区役所1階エントランスホール  3月27日(土)・28日(日)9時〜16時 ※1人6枚まで Aチケットぴあ   3月27日(土)10時より発売  Pコード:504-896 電話:0570-02-9999 B3月29日(月)以降 電話:03-3556-6176 費用:前売券(指定席)S席7,000円、A席6,500円 ※前売券@区役所販売分は、各500円引 ●当日券   残券がある場合のみ10時より、区役所2階多目的室前で販売。 費用:当日券(指定席)S席7,000円、A席6,500円 問合せ:「称名寺薪能」実行委員会 電話・ファクス:03-3556-6176 ※土日・祝日を除く10時〜17時 称名寺薪能金澤能をより楽しむための講座を開催します。ぜひご参加ください。 第24回「称名寺薪能 金澤能」事前講座  「土蜘」に主演する能楽師、櫻間右陣師による易しく分かりやすい金澤能の楽しみ方の解説。「土蜘」で使用する能面などの道具を実際にご覧いただきます。講座(約90分)の後、希望者は講師とともに称名寺境内を散策(約30分) 日時:4月17日(土)@10時30分〜 A13時30分〜 会場:県立金沢文庫大会議室(金沢町142地下1階) 定員:@Aとも50人先着 費用:@Aとも500円(前売券・当日券問わず) ※前売券は左記チケット前売券販売@と同時に販売 ※別途、金沢文庫の当日観覧券が必要 ※当日券は残券がある場合のみ販売 問合せ:「称名寺薪能」実行委員会 電話・ファクス:03-3556-6176 ※土日・祝日を除く10時〜17時 県立金沢文庫による金澤能協力講座 〜能「土蜘」と狂言「口真似」のたのしみかた〜 日時:4月25日(日)13時30分〜15時 会場:県立金沢文庫(金沢町142) 定員:50人(応募者多数の場合は抽選) 講師:貫井 裕恵(ぬくい ひろえ)氏(県立金沢文庫 学芸員) 費用:無料(ただし、金沢文庫の当日観覧券が必要です。第24回称名寺薪能金澤能のチケットをお持ちの人は団体料金適用) 申込み:往復はがき(1人1枚)に「薪能協力講座希望」・住所・氏名・電話番号・返信面を記入し、県立金沢文庫(〒236-0015 金沢町142)まで郵送、または金沢文庫ホームページ「講座申込フォーム」から。いずれも4月11日(日)(必着) ※一度に複数名の申込みはできません。 問合せ:県立金沢文庫 電話:701-9069 ファクス:788-1060 ホームページ:「県立金沢文庫」で検索 この記事に関する問合せ 区民活動支援担当(6階601) 電話:788-7805 ファクス:788-1937