広報よこはま 金沢区版 令和2年5月号 No.271 金沢図書館 ー過去・現在、そして未来へつながるところー  2020年 金沢図書館は開館40周年をむかえます 金沢図書館は、昭和55年(1980年)5月15日に開館しました。 以来40年間、その時々の新しい本はもちろん、過去にさかのぼって資料を収集し、蔵書を積み重ねてきました。この蔵書を核としたさまざまなサービスのほか、地域の文化・歴史・学習を支える情報拠点となっています。金沢図書館40周年の節目の年、「本との新しい出会い」を用意してお待ちしています。 【過去】図書館の本棚はタイムカプセル 金沢区に秘められた歴史や人の物語 ○金沢区の歴史をたどり、金沢区に生きた人々の足跡を尋ねる時にはまず2階「郷土資料コーナー」と「金沢区ゆかりのコーナー」へ 《特別展示》 〜40年前の「今日」を知る〜  当時の新聞の縮刷版(しゅくさつばん)を日めくりで展示します。  金沢図書館がうまれた40年前の今日、どんなことが起きていたのでしょう? 新聞縮刷版を毎日捲(めく)って、40年前を振り返ります。  一面、社会面、テレビ欄……どんな今日が描かれているでしょうか。 〜金沢図書館を支え続けた本の数々〜 図書館開館当時から所蔵されている本をご紹介  金沢図書館は日々、新たな知識・情報を積み重ねて、今日まで続いてきました。残念ながら図書館を去っていった本もあるなかで、40年もの長い間、金沢図書館を支え続け、今なお使われている本を展示します。 今年もやります!本の福袋 5月16日(土)・17日(日) 9時30分〜17時 1階カウンター前特設コーナー 「本の福袋」には、あるテーマにそって集めた本が入っています。ふだん自分では選ばない新たなジャンルの本に出逢えるかも。 どんな切り口で本を〈魅せる〉かそれが司書の腕のみせどころ 【現在】 ★記念講演会 〈未来の図書館をはじめる〉 ー金沢文庫と金沢図書館に育まれてー 5月31日(日)14時〜16時 講師:岡本 真(おかもと まこと)氏(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役)  全国的に活躍する「図書館プロデューサー」。金沢区西柴出身で、金沢図書館の利用者だった岡本氏の描く“図書館のミライ”。そしてティーンズ世代にも向けたメッセージとは。 〈大橋 新太郎(おおはし しんたろう)と図書館〉 6月14日(日)14時〜16時 講師:奥泉 和久(おくいずみ かずひさ) 氏(図書館史研究者・元横浜女子短期大学司書)  金沢区にゆかりの深い明治の実業家・大橋新太郎。実は図書館とも深い関わりのある人物でした。  日本の公共図書館黎明期(れいめいき)に大きな役割を果たした、大橋図書館を支えた大橋新太郎を手掛かりに、公共図書館の源流を探ります。 会場 金沢地区センター2階 大会議室 (泥亀2−14−5) 定員 各回50人先着 申込み 5月12日(火)9時30分から 窓口または電話(電話:784-5861)にて *どちらか1講演だけの申込みも可能 ※掲載している講演会は、あくまでも予定です。 開催状況については、お問合せください。 《40周年記念》 りーどくんをぬろう! 5月20日(水)まで ぬりえを金沢図書館で配布します。1階カウンターにぬりえを持ってきてね! 1階児童コーナーに展示するよ。 開館40周年特製 りーどくんぬりえ 「しゃぼんだま とばそう みらいへむかって!」 【未来】図書館で動き出す 今しか出逢えない本がある ○ふらりと立ち寄って!2階「ティーンズコーナー」 ○1階「はじめての絵本コーナー」人生最初の1冊に出会う場所 読んでくれた大切な人の声とともに絵本の記憶が子どもたちの心に刻まれます。 じぶんでよんでみよう!! はじめてものがたりコーナー 「自分ひとりで読んでみたいな」低学年の子どもたちのそんな気持ちにこたえます。面白さ保障つきの物語がいっぱい! 「金沢区読書活動推進目標」が新しくなりました!!  横浜市では市民の読書活動をさらに推進するため「第二次横浜市読書活動推進計画(令和元年度〜5年度)」を策定しました。これを受け、金沢区でも地域の特性を踏まえた「金沢区読書活動推進目標」を見直しました。 金沢区読書活動推進目標〈3つの柱〉 ・本に親しむ ・本を通してつながる ・もっと金沢が好きになる 詳しくは「金沢区読書施設マップ」で! 金沢区読書施設マップ 区役所区民活動支援担当(6階601)、図書館、区民利用施設などで配布 ※掲載している情報はあくまでも予定です。開催状況については、事前にお問合せください。 この特集に関する問合せ 金沢図書館(泥亀2ー14ー5) 電話:784-5861  ファクス:781-2521