広報よこはま 金沢区版 令和2年4月号 キャンパスタウン金沢 ~大学と地域が一緒になって、いろいろな活動をしてきました~  金沢区では、関東学院大学、横浜市立大学と平成20年11月に協定を締結し、大学の専門的な知識や学生の行動力、斬新で柔軟な発想を生かしたまちづくり「キャンパスタウン金沢」を進めており、大学と地域が共にさまざまな活動を行ってきました。令和元年度の取組を紹介します。 テーマ① 歴史探求 ★関東学院大学 新井(あらい)ゼミ 〇鎌倉時代から続く小柴を今につなげる  今年度は柴漁港を中心に、柴町を取り上げました。 アナゴ漁と底引き網漁をされている漁師の齋田さんに取材しました。 小柴の昔と今を通して、移り変わりを振り返ります。 〇漁業組合の皆さんとつながる  漁師の皆さんと、柴町に11か所ある稲荷を巡りました。 ご自宅のお庭や道路沿いなどにありました。古くからの伝統を感じます。 〇区役所で写真展を開催  6月と8月、2回にわたり「今昔写真展」を開催しました。 ★関東学院大学 中泉(なかいずみ)ゼミ  金沢区の歴史遺産の魅力をインスタグラムで発信するため、効果的な方法をランダム化比較試験を用いて検証しました。  インスタグラムで検索してみてください。 インスタグラム「#関東学院大学 中泉ゼミ」で検索 金沢猫もキーワードの1つです。 ★横浜市立大学 金沢プロムナードづくりプロジェクトチーム  「歴史みちあるき」の実現に向けて、現地視察を行いました。  歴史資産の情報提供方法についても検討しています。 テーマ② 魅力発見 横浜市立大学 三輪(みわ)・中西(なかにし)ゼミ 〇つながる横浜金沢シーサイドプロジェクト  「並木ラボ」の運営・イベントへの参画を通して、区民の皆さんとの交流が深められ、地域の魅力を発見することができました。  これからも、その魅力をもっともっと発信していきたいです! <並木クイズ> 並木の魅力を伝えたい!並木に関する三択クイズ <こどもカクテル> オリジナルドリンクおいしくできました! ★関東学院大学 道幸(みちゆき)ゼミ  大学スポーツを中心に、地域活性化を目指し、さまざまな活動を行っています。写真は、「歩き方教室」後に実施した琵琶島神社でのフットパス(※)の様子です。 ※イギリス発祥の、ありのままの風景を楽しみながら歩くこと。 ★関東学院大学 石井(いしい)ゼミ  金沢八景周辺の過去の姿や変遷を可視化するために、CGによる表現や古道の動画撮影を行いました。 テーマ③ 情報発信 ★学生会 HAKKEY+(ハッキープラス)【関東学院大学・横浜市立大学】 〇地域の情報が詰まった広報誌を制作しています。  区役所6階601で配布中です!  地域の皆で祭りを創っていくため、区内の保育園や小学校に協力していただき、行灯(あんどん)づくりをしました。  金沢八景駅前のイベントは、行灯の明かりに惹き寄せられた、たくさんの人たちで賑わいました。 ★横浜市立大学 データサイエンスクラブ  金沢で起こっている問題をデータサイエンスを活用して解決しています。 ★横浜市立大学 三浦半島研究会  金沢八景新駅舎完成という大きな転機を取り上げ、取材をもとに、地域の記憶や人々の当時の思いを冊子に綴ります。(年1回発行)  「キャンパスタウン金沢」では、「サポート事業補助金」を交付し、学生が地域と連携して、地域の課題解決や魅力づくりのために取り組む活動を支援しています。 これからも、地域に根ざした学生の活動にご期待ください。  また、両大学の学生の皆さん、今年度もたくさんのご応募をお待ちしています! <関東学院大学社会連携センターです。大学と地域・行政との橋渡しをしています!> <横浜市立大学ボランティア支援室です。市大生は私たちに相談してください!> この特集に関する問合せ 地域力推進担当(6階601) 電話:788-7718 ファクス:788-1937