広報よこはま 金沢区版 令和2年1月号 No.267 多文化共生 多様な文化やルーツで地域をパワーアップ!  私たちの住む横浜は世界の文化が交差するまち。金沢区にも70を超える国籍の人が暮らしています。  言葉や文化が異なってもまちを愛する気持ちはみな同じ。地域で生き生きと活躍しています。 マチェイ・コレニッチさん(スロバキア出身)  スロバキアの伝統楽器「フヤラ」の奏者のマチェイさん。 アイルランドの大学院で民族音楽を専攻し、来日後は津軽三味線にも弟子入り。 フヤラとさまざまな楽器のアーティストとライブを行っています。 小学校の国際理解教室の講師としても活躍。 「フヤラの音は魔法のよう。心を癒すフヤラの音色とスロバキアの魅力をたくさん伝えたい」。 彼の周りには音楽を通して人の輪が広がります。 石井エリザベスさん(アメリカ出身)  小さい頃から日本が大好きだったというエリザベスさん。 日本では横浜市教育委員会で外国人や日本人教師に英語教育について指導する傍ら、言葉や文化など多様なものを受け入れる大切さを伝えてきました。 インド文化を学び、現在は地区センターを中心にヨガ教室や英語教室を開催しています。 「広い心(open-minded)で互いを認め合う、人種や民族の違いを意識しない社会になってほしい」といいます。 アンスマン・クルマさん(西アフリカ、ギニア出身)  伝統舞踏家である父の影響で、子どもの頃より伝統音楽を学び、アフリカンドラマーとして活躍するアンスマンさん。 日本ではアフリカンダンスを踊る妻とともに、ギニアの伝統音楽に欠かせないドラムとダンスの教室の開催、料理教室や民族衣装の展示など、ギニアの文化をさまざまな形で発信しています。 「金沢区は、親切な人が多く、とても住みやすい。ドラム教室やライブなど、音楽を通して地域の国際化に貢献したい」といいます。 <地域ではこんな取組も> カニタの会(Kanita no kai) 幼稚園前の小さなお子さんがいても大丈夫! お子さん連れで日本語を学べます。 日時:第2・第3水曜日 10時30分~12時 場所:釡利谷東2-2-16 藤坂ビル 3階(京急「金沢文庫」駅西口徒歩5分) 参加費:1回500円、要予約、保育ボランティアあり 詳細は、カニタの会(電話:090-2251-6556)まで Let's debut! 多文化共生デビューしませんか? 金沢国際交流ラウンジではボランティアを募集しています。 語学ができなくても大丈夫! 内容などについてはお気軽にラウンジまでお問合せください。 ☆お役立ち情報☆  横浜市では多文化共生を促進するため、8月に横浜市国際交流協会(YOKE)内に「横浜市多文化共生総合相談センター」を開設しました。 これにより、いろいろな言語でさまざまな相談ができるようになりました。 ホームページ:https://www.yokoinfo.jp/ 場所:西区みなとみらい1-1-1 パシフィコ横浜 横浜国際協力センター5階 (公財)横浜市国際交流協会内 電話:222-1209 対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語 詳しくは、金沢国際交流ラウンジまで 【金沢国際交流ラウンジ(区役所2階)】 電話:786-0531 ファクス:786-0532  地域の多文化共生、国際理解の拠点となる施設です。外国人市民のための生活情報や相談対応のほか、日本語教室の開催、通訳ボランティアの派遣、交流事業などを実施しています。 時間:9時~17時 休館日:日曜日・祝日・年末年始 多言語対応 ●日本語・英語(月~土曜日 9時~17時)  ●中国語(水曜日 9時~13時)  ●スペイン語(木曜日 13時~17時) <ベトナム語、インドネシア語など7言語についても、横浜市多文化共生総合相談センターと連携して対応できます。> この記事に関する問合せ 区民活動支援担当(6階601) 電話:788-7804 ファクス:788-1937